今、世界中のビジネスパーソンが注目する国──それがインドです。急速な経済成長、若年層人口の圧倒的なボリューム、そして教育への旺盛な投資意欲。これらの条件が重なり、インドは21世紀における最も重要な教育マーケットのひとつとされています。
本記事では、SCCIPがインド市場に注力している理由、そしてSTEAM教育・プログラミング教育への現地での関心の高まりについてご紹介します。インド進出を検討する企業にとっても、有益な示唆となるはずです。
世界第1位の人口──若者が未来をつくる国
インドの総人口は2023年時点で14億人を突破し、中国を抜いて世界最多人口国となりました。そのうち、25歳未満の人口が全体の半数を超えており、まさに「若者の国」と言えます。
この若年人口の多さは、消費市場としてだけでなく、未来の労働力・技術者層の供給源としても世界中から期待を集めています。特にITや工学分野に強い人材育成が国家戦略として進められており、教育への注目度は年々高まっています。
経済成長率と中間層の台頭
インドのGDP成長率は2023年度で6.5%(IMF推定)を記録しており、世界の主要国の中でも屈指の成長スピードです。
都市部では急速なインフラ整備が進み、中間所得層が拡大。**「より良い教育」「テクノロジーに強い子どもに育てたい」**というニーズが高まり、私立学校や国際教育への関心も高まっています。
これにより、STEAM教育やプログラミング教育を導入する学校が急増しています。
政府の教育投資とデジタルシフト
インド政府は「National Education Policy(NEP)2020」において、探究型学習・創造的思考の重視を掲げており、まさにSTEAM教育が中核的役割を担うとされています。
さらに「Digital India」政策の一環で、デジタル機器の普及・ICT教育の推進も急ピッチで進行。地方部にもオンライン教材やAI学習が浸透し始めており、「都市部と地方の教育格差をなくす」動きが強まっています。
この流れに呼応して、プログラミング教育・ロボティクス教育への関心が一気に加速しています。
プログラミング教育の盛り上がり
インドでは、エンジニア輩出国としての地位を確立する中で、プログラミングは単なるスキルではなく「教養」として認識されつつあります。
- 小学生からPythonを学ばせる家庭
- プライベートスクールでの必修化
- オンラインでのコーディング教育スタートアップの急増
など、国民レベルでのプログラミング学習の浸透が進んでいます。
SCCIPが提供する「レゴ®を使ったプログラミング教育」は、こうした現地ニーズと高い親和性を持ち、導入先での評価も非常に高い状況です。
教育機関との連携が進む背景
SCCIPの現地パートナーであるLSCL Roboticsは、STEAM教育とロボティクス教育の普及を推進する企業であり、既にインド30校以上と連携しています。
この背景には、インド側の学校関係者の間で、
- 「ただの教科知識ではなく、創造的思考力が必要だ」
- 「21世紀型スキルを育てる教育を導入したい」
という教育観の変化があります。ここに、SCCIPが20年以上日本で積み重ねてきたSTEAM教育ノウハウがマッチし、着実な成果を上げています。
まとめ──インド市場は“これから”が本番
インドは、人口・経済・教育改革すべてにおいて、今後10年が極めて重要な時期を迎えます。
特に教育分野においては、国も企業も家庭も「次世代を育てること」に本気で取り組み始めています。
SCCIPはこの波に早くから注目し、現地企業と協働しながら「現地に根差すSTEAM教育」を実現しています。
もし貴社がインド市場に興味をお持ちであれば、教育事業からの参入は極めて魅力的な選択肢です。SCCIPのネットワークやノウハウは、その第一歩を強力に支援できるでしょう。
次世代を育てる国インドで、貴社の可能性を広げてみませんか?
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