株式会社 SCCIP JAPAN

2025年1月

スリランカ教育市場の可能性──SCCIPが注目する次なるSTEAM教育のフィールド

近年、アジア各国でSTEAM教育(科学・技術・工学・芸術・数学)への関心が急速に高まっています。中でも、スリランカは新興国としてのポテンシャルを秘めた教育市場のひとつです。

本記事では、スリランカという国の教育的背景と、SCCIPがどのようにこの地で取り組みを進めているのかを概観します。インドと同様に、スリランカでもSCCIPが信頼される理由と、今後の連携可能性についても触れていきます。


スリランカの人口と教育の現状

スリランカの総人口は約2200万人(2024年推計)で、都市部を中心に中間層が拡大し、教育への投資意欲が高まっています。特に、技術教育・英語教育・創造性を育む教育へのニーズは年々高まっており、グローバルスキルの習得に対する関心は急激に広がっています。

公立教育制度は基本的に無償で整備されていますが、近年は私立校・インターナショナルスクールへの志向も強まり、多様な教育スタイルが受け入れられる土壌が形成されつつあります。


STEAM教育・ロボティクス教育への関心

近年、スリランカの教育関係者の間でも「21世紀型スキル」育成に向けた議論が活発になっています。

  • 問題解決力
  • チームワークと対話
  • 論理的思考
  • プログラミング的思考

これらのスキルを包括的に学べる方法として、STEAM教育の導入が注目されています。特にロボティクス教育やプロジェクトベース型学習への関心は高く、遊びと学びが融合する教育へのニーズが急増しています。

一部の大学・高等教育機関では、STEMカリキュラムを導入し、民間企業とも連携した教材開発が進んでいるケースもあります。こうした動きの中で、日本の教育ノウハウに対する期待感も着実に広がっています。


SCCIPがスリランカで取り組む意義

SCCIPは、20年以上にわたって日本国内外でレゴ®ブロックを活用したSTEAM教育を展開してきた実績をもとに、スリランカにおいてもその教育モデルを展開しています。

教育機関や展示会への参加を通じて、現地の教育者や保護者に向けたレクチャーや体験イベントを実施し、子どもたちが自ら考え、話し合い、表現する力を育てる教育を紹介してきました。

現地パートナーとの連携のもと、カリキュラムや教材のローカライズ、教員トレーニングの支援など、単なる教材提供にとどまらないサポート体制を構築しています。

また、スリランカの教育機関と連携した調査研究活動も一部で進行しており、現地ニーズの把握と教材開発の両輪でアプローチしています。


ポストコロナの教育再構築とチャンス

新型コロナウイルスの影響により、スリランカでも一時的に対面授業が停止され、教育のデジタル化や柔軟な学習モデルへの移行が求められるようになりました。これは同時に、新しい学び方への関心が高まった好機でもあります。

SCCIPでは、家庭でも活用できるSTEAMキットやオンライン指導モデルの導入により、学びを止めない柔軟な教育の仕組みを提供しています。

これらのノウハウは、教育環境がまだ安定していない地域でも活用できる大きな可能性を秘めており、スリランカにおける教育格差の是正にも貢献できるモデルとして注目されています。


スリランカ市場が企業にもたらす可能性

スリランカは規模こそインドに及ばないものの、

  • 英語使用者が多い
  • 海外との文化的接点が多い
  • 国際教育市場としての拡張性

といった観点から、教育ビジネスにおける**“実験都市”としての魅力**があります。

特に、日本式の教育メソッドやSTEAM教材は、現地保護者の「質の高い教育を受けさせたい」という志向と合致しており、導入へのハードルは高くありません。

SCCIPは、こうした土壌を生かして、現地パートナーと共に“共創型”の教育モデルを広げています。


まとめ──スリランカの教育を共に育てる

スリランカにおけるSTEAM教育の普及は、単に技術を教えることにとどまらず、次世代を担う人材が自ら考え、行動できる力を育てることに焦点が当てられています。

SCCIPは、この教育的価値観に深く共鳴し、長期的なビジョンを持って現地の教育支援に取り組んでいます。

今後、スリランカでの教育連携を検討する企業や団体にとっても、SCCIPの持つノウハウとネットワークは大きな価値を持つはずです。

スリランカの未来を育てるパートナーとして、ぜひご注目ください。

【お問い合わせ】
https://sccip-jp.com/contact/

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【2025年最新版】レゴの新STEAM教材「BricQモーション」を完全紹介|ベーシック&プライムの違いも解説

【概要】

レゴエデュケーションのBricQモーションシリーズは、スポーツを題材に力学や運動の原理を直感的に学べるSTEAM教材です。

年齢別に用意されたセットを通じて、児童・生徒が楽しみながら物理や理科の基礎を体験的に理解できるよう設計されています。

本記事では、レゴBricQモーションについて詳しく紹介します。

レゴBricQモーションとは?

Explore LEGO Education BricQ Motion Prime

「BricQモーション」は、スキー・体操・自動車レースといった様々なスポーツのテーマを取り入れることで、児童・生徒の興味関心を刺激しながら理科や物理の基礎原理を学べる教材です。

動くブロックモデルを使った実験を通じて、抽象的な概念を具体的に理解することが可能になります。

「BricQモーション ベーシック」は小学校低学年から中学年の児童を対象としており、「BricQモーション プライム」は小学校高学年から中学生向けに設計されています。

両シリーズは年齢や学習段階に応じて適切な難易度と内容を提供します。

日本の学習指導要領に対応しているレッスンプラン完備

日本の学習指導要領に準拠したレッスンプランが用意されており、綱渡り実験では「作用・反作用の法則」を、陸上ヨットやプロペラ自動車の実験では「ニュートンの法則」を体験的に学習することができます。

現役教員が開発した就学段階別の3つの学習ユニットも提供されています。

算数や国語の要素を組み込んだり、教育目標に合わせて内容をカスタマイズしたりする柔軟性も備えています。

教師向けガイド動画、評価指標、生徒用の視聴覚教材、ワークシートのテンプレートなど、授業をサポートする充実したツール群も完備されています。

BricQモーション製品

LEGO Education BricQ Motion Essential Models

レゴエデュケーションの新STEAM教材「BricQモーション」は、スポーツをテーマに力学や運動の法則を学べる実践的な学習ツールです。

デジタル機器不要のレゴモデルを使った実体験型学習により、児童・生徒が物理現象を直感的に理解できるよう設計されています。

組み立て説明書や見本カードが付属し、すぐに製作と実験が可能なため、STEAM学習の入門に最適な教材として注目されています。

SP45400LEGOⓇ エデュケーションBricQモーションプライムセット

LEGO Tower Crane with LEGO Education BricQ Motion Essential 45401

BricQモーションプライムセットは、スポーツをテーマにした力学や運動原理、相互作用の実験を通じてSTEAM教育への興味と理解を促進する、小学校高学年から中学生を対象とした教材です。

商品概要

BricQモーションプライムは、電子機器を必要としないレゴモデルを活用し、楽しい実践型学習によって児童・生徒に「発見と理解」の瞬間を体験させるよう設計されています。

歯車や車輪ブロック、ボール、重り、空気圧パーツなどの特殊部品を含む562個のパーツと、色分け収納トレイが付属しており、モデル製作や整理が簡単に行えます。

補充パーツや組み立て説明書、見本カードも同梱されており、即座に製作を開始して物理法則を実体験できる環境が整っています。

STEAM教育入門に最適なBricQモーションプライムは、学習指導要領準拠の45分レッスンプラン7つを含むユニットを収録し、教員向けリソースには、ビデオ教材、ワークシート・解説動画・評価ルーブリックのほか、算数・数学・国語の発展課題も含まれ、生徒の関心を高めることに役立ちます。

SP45401LEGOⓇ エデュケーションBricQモーションベーシックセット

Build it yourself – Dance Park with LEGO Education BRICQ Motion Essential 45401

BricQモーションベーシックセットは、スポーツをテーマにした力学や運動原理、相互作用の実験を通じてSTEAM教育への興味と理解を深める小学校低・中学年向けの教材です。

商品概要

BricQモーションベーシックは、電子機器を必要としないレゴモデルを活用し、楽しい実践型学習によって児童に「発見と理解」の瞬間を体験させるよう設計されています。

歯車や重り、スプリングなどの特殊部品を含む多様な523個のパーツと、色分け収納トレイが付属しており、モデル製作や整理が効率的に行えます。

補充パーツや組み立て説明書、見本カードも同梱されており、レゴブロック未経験の児童でも即座に製作を開始して物理法則を実体験できる環境が整っています。

STEAM教育入門に最適なBricQモーションベーシックは、学習指導要領準拠の45分レッスンプラン7つを含むユニットを低学年用と中学年用の2種類収録し、授業を充実させる教員向けリソースとして、児童の関心を高めるビデオ教材・ワークシート・教員向け解説動画・評価ルーブリック・算数および国語の発展課題まで幅広く提供しています。

SP2000480レゴⓇ エデュケーション個人学習キットプライム

Creative Model with LEGO Education BricQ Motion Prime 45400

エデュケーション個人学習キットプライムは、生徒が場所を問わず教室と同様の学習体験を持続できる、レゴエデュケーションの授業用セットを補完する個人学習キットです。

商品概要

ハイブリッド型学習環境におけるSTEAM教育を実現し、効果的な学習成果を生み出します。

小学校高学年から中学生を対象としたキットには、110個のパーツと組み立てガイド、自宅で独自に取り組める学習レッスンが含まれています。

STEAM教育アドオンキットは既存の授業用セットと連携して使用する教材であり、教員向け授業資料と生徒用ワークシート1種が同梱されています。

学校で習得した知識の理解をさらに深めることができるハイブリッド学習に最適化された教材です。

SP2000481LEGOⓇ エデュケーション個人学習キットベーシック

LEGO BricQ Motion Essential Review

レゴエデュケーションの個人学習キットは、学校で使用される教材セットを補完する形で開発されており、教室と同等の学習体験を場所を問わず継続できる拡張型教材です。

商品概要

小学校低・中学年向けに設計されたこのアドオンキットには、62個のパーツに加えわかりやすい組み立て説明書と家庭学習用レッスンが同梱されています。

教師向けの授業用資料と生徒用ワークシートも含まれており、学校で学習した内容の理解を深めるハイブリッド学習に最適な教材です。

株式会社 SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)について

SCCIP JAPANは、レゴ®ブロックを活用したSTEM教育のパイオニアとして、2000年に日本初のレゴを使った民間教育教室を開設しました。
以来、幼児から小学生を対象に、創造力・論理的思考力・問題解決力を育む「ものづくり教育」を国内外で提供し続けています。


ご家庭・保護者の方へ

SCCIPの教室では、子どもたちがレゴ®ブロックやロボット教材を使って、試行錯誤しながら自分のアイデアを形にしていきます。
ただ遊ぶのではなく、「つくる楽しさ」を通じて学ぶ力を自然に育てる——それがSCCIPのものづくり教育です。

▶ 全国の教室紹介はこちら:
👉 https://sccip-jp.com/classroom-list/


教育事業者・導入を検討される方へ

SCCIP JAPANでは、STEM教育やプログラミング教育を導入したい学習塾・保育園・学童保育・教育施設向けに、
研修・教材・運営ノウハウを一括提供するメンバーシップ制度(加盟店・フランチャイズ)をご用意しています。

カリキュラムは埼玉大学STEM教育研究センターとの連携により開発されており、
現在、国内10教室以上、海外(インド・スリランカ・タイ・アメリカ)でも直営教室を展開。
導入後も継続的な運営支援を行い、教育の質と安定を両立させます。

▶ 加盟・導入のご相談はこちらからお問い合わせください。
👉 https://sccip-jp.com/contact/


お問い合わせ・会社情報

株式会社 SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-17-15 ヨシダFGビル
担当: 勝村
TEL: 03-6256-9406
MAIL: info@sccip-jp.com

📩 お問い合わせページ:
👉 https://sccip-jp.com/contact/

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インド市場の魅力とは──SCCIPが注目する理由と成長可能性

今、世界中のビジネスパーソンが注目する国──それがインドです。急速な経済成長、若年層人口の圧倒的なボリューム、そして教育への旺盛な投資意欲。これらの条件が重なり、インドは21世紀における最も重要な教育マーケットのひとつとされています。

本記事では、SCCIPがインド市場に注力している理由、そしてSTEAM教育・プログラミング教育への現地での関心の高まりについてご紹介します。インド進出を検討する企業にとっても、有益な示唆となるはずです。


世界第1位の人口──若者が未来をつくる国

インドの総人口は2023年時点で14億人を突破し、中国を抜いて世界最多人口国となりました。そのうち、25歳未満の人口が全体の半数を超えており、まさに「若者の国」と言えます。

この若年人口の多さは、消費市場としてだけでなく、未来の労働力・技術者層の供給源としても世界中から期待を集めています。特にITや工学分野に強い人材育成が国家戦略として進められており、教育への注目度は年々高まっています。


経済成長率と中間層の台頭

インドのGDP成長率は2023年度で6.5%(IMF推定)を記録しており、世界の主要国の中でも屈指の成長スピードです。

都市部では急速なインフラ整備が進み、中間所得層が拡大。**「より良い教育」「テクノロジーに強い子どもに育てたい」**というニーズが高まり、私立学校や国際教育への関心も高まっています。

これにより、STEAM教育やプログラミング教育を導入する学校が急増しています。


政府の教育投資とデジタルシフト

インド政府は「National Education Policy(NEP)2020」において、探究型学習・創造的思考の重視を掲げており、まさにSTEAM教育が中核的役割を担うとされています。

さらに「Digital India」政策の一環で、デジタル機器の普及・ICT教育の推進も急ピッチで進行。地方部にもオンライン教材やAI学習が浸透し始めており、「都市部と地方の教育格差をなくす」動きが強まっています。

この流れに呼応して、プログラミング教育・ロボティクス教育への関心が一気に加速しています。


プログラミング教育の盛り上がり

インドでは、エンジニア輩出国としての地位を確立する中で、プログラミングは単なるスキルではなく「教養」として認識されつつあります。

  • 小学生からPythonを学ばせる家庭
  • プライベートスクールでの必修化
  • オンラインでのコーディング教育スタートアップの急増

など、国民レベルでのプログラミング学習の浸透が進んでいます。

SCCIPが提供する「レゴ®を使ったプログラミング教育」は、こうした現地ニーズと高い親和性を持ち、導入先での評価も非常に高い状況です。


教育機関との連携が進む背景

SCCIPの現地パートナーであるLSCL Roboticsは、STEAM教育とロボティクス教育の普及を推進する企業であり、既にインド30校以上と連携しています。

この背景には、インド側の学校関係者の間で、

  • 「ただの教科知識ではなく、創造的思考力が必要だ」
  • 「21世紀型スキルを育てる教育を導入したい」

という教育観の変化があります。ここに、SCCIPが20年以上日本で積み重ねてきたSTEAM教育ノウハウがマッチし、着実な成果を上げています。


まとめ──インド市場は“これから”が本番

インドは、人口・経済・教育改革すべてにおいて、今後10年が極めて重要な時期を迎えます。

特に教育分野においては、国も企業も家庭も「次世代を育てること」に本気で取り組み始めています。

SCCIPはこの波に早くから注目し、現地企業と協働しながら「現地に根差すSTEAM教育」を実現しています。

もし貴社がインド市場に興味をお持ちであれば、教育事業からの参入は極めて魅力的な選択肢です。SCCIPのネットワークやノウハウは、その第一歩を強力に支援できるでしょう。

次世代を育てる国インドで、貴社の可能性を広げてみませんか?

【お問い合わせ・連携相談】
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世界中の子どもたちが熱狂!ロボット競技会「RoboRAVE」とは?

【概要】

RoboRaveは、世界各国の子どもから大人までが参加する国際的なロボット競技会です。

中でもレゴを使ったカテゴリーは、プログラミングや論理的思考を楽しく学べる機会として注目されています。

教育現場でも活用が進み、STEAM教育の実践例としても評価されています。

本記事ではRoboRaveについて詳しく紹介します。

世界中の子どもたちが熱狂!ロボット競技会「RoboRAVE」とは?

O-DANより引用

「Today’s Play, Tomorrow’s Pay(今日の遊び、明日への糧に)」というスローガンを掲げ、世界20カ国以上に広がりを見せているロボット競技会「RoboRAVE」が注目を集めています。

RoboRAVEという名称は「Robots Are Very Educational」の頭文字から成り、2001年にアメリカで誕生した教育プログラムです。

この革新的な取り組みでは、勝敗よりも楽しむことを第一に考え、子どもたちがプログラミングやロボット操作を通じて科学的思考力を育みます。

ニューメキシコ州アルバカーキーでは毎年5月に開催される大会には3000人以上の参加者が集結し、熱気あふれる競技が繰り広げられています。

日本においても石川県加賀市が2015年から毎年11月に国際大会を開催しており、2020年には世界大会の開催地としても選ばれました。

参加者たちは創意工夫を凝らしたロボットで様々な課題に挑戦し、国際交流も深めています。

アメリカ国務省も認めるSTEM教育(Science, Technology, Engineering and Math)プロジェクトの一環として位置づけられているRoboRAVEは、将来的な科学者不足に対応するための重要な教育的取り組みとなっています。

コンピューターを使ったプログラミング学習や実践的なロボット操作体験を通して、未来を担う子どもたちの創造力や柔軟な思考力を育む場として、世界の科学教育発展に大きく貢献しています。

プログラミング×ロボット制作!RoboRAVEが育てる未来のイノベーター

O-DANより引用

RoboRAVEの特徴は、「Learn while having fun(楽しく学ぼう)」という理念に基づいています。

参加者はチームを組み、ロボットの設計・組み立て・プログラミングを行いながら、課題のクリアを目指します。

ミッションはライン追跡・障害物回避など多岐にわたり、創造力と論理的思考をフル活用する必要があります。

AIやロボットが日常の一部になる時代に向けて、単に知識を詰め込むのではなく、「考えて、作って、試す」体験が重要になっています。

RoboRAVEはその最前線に立つ取り組みとして、子どもたちに無限の可能性と未来への扉を開くことでしょう。

小学生から参加可能!RoboRAVEで身につくスキルとは?

O-DANより引用

RoboRAVEは、世界各国の子どもたちがロボット制作とプログラミングを通じて競い合う、国際的な教育ロボット競技会です。

日本国内では石川県・大阪・東京などで大会が開催され、小学生から参加できることでも人気を集めています。

以下ではRoboRAVEに挑戦することで、子どもたちはどんなスキルを身につけられるのか

具体的に紹介します。

プログラミング的思考

ロボットに命令を与え、動かすには「順序立てて考える力」が必要です。

試行錯誤を重ねながら、どうすればロボットが正しく動くかを論理的に考えるプロセスが、自然とプログラミング的思考を育みます。

問題解決能力

競技中、ロボットが思った通りに動かないことも珍しくありません。

ロボットに不具合が生じた場合「原因を分析し、どう改善するかを考える」という問題解決能力が求められます。

失敗を恐れずにチャレンジを繰り返す姿勢が、子どもたちを大きく成長させることができるでしょう。

チームワーク・コミュニケーション力

競技に参加する際は、基本的にチームを組んで協力しながらロボット制作に取り組みます。

意見を出し合い、役割を分担しながら一つの目標に向かって進む経験は、コミュニケーション力や協調性を養う絶好の機会となるでしょう。

創造力・発想力

ロボットの設計や動かし方には、決まった正解はありません。

自分たちのアイデアを形にするために、子どもたちは自由な発想で工夫を凝らす必要があり、これからの社会で必要とされる「自ら考え、行動する力」の土台になります。

本番での集中力・度胸

限られた時間内でミッションをクリアするには、本番での集中力も不可欠です。

さらに大勢の前で発表したり、試合形式でロボットを動かしたりする経験が、集中力や度胸を養う機会になるでしょう。

どんな競技がある?RoboRAVE競技に関して

O-DANより引用

アメージング

アメージングチャレンジ(a-MAZE-ing Challenge)とは、板状のコース上をロボットが自律的に走行し、各セクションを突破することでポイントを獲得しながらゴールを目指す競技です。

直線やカーブなどの様々な難所を攻略するごとに、加点されていく仕組みになっています。

参加するロボットは基本的に自律型でなければならず、外部からのコントローラーやセンサーなどの補助機器を使用せずに、独力でコースを走破することが求められています。

完走できなかった場合でも途中までに獲得したポイントが最終得点として集計されます。

ラインフォロイング

ラインフォロイングチャレンジ(Line Following Challenge)は、黒色のライン上をロボットがコース中央に設置された塔(タワー)までたどり着いてボールを最低1個投入した後、再びスタート地点まで戻るミッション1(基本ミッション)。

規定された数量のボールを塔に、正確に運び入れるミッション2(追加ミッション)から構成される競技です。

参加者の最終成績は、ミッション1で獲得した基礎点数と、ミッション2で塔へ投入できたボールの数量を合算して決定されます。

規定を超える数のボールを入れてしまうと逆に、減点対象になるという戦略的要素も含まれています。

ミッション1を完遂できなかった場合は、ミッション2に進むことができないという制約があります。

また中学生部門および高校生部門のコースには、難易度を上げるための交差点が設けられているため、年齢や経験に応じた技術的チャレンジが用意されています。

スモーボット

スモーボットチャレンジ(Sumobot Challenge)は、直径100センチメートルの白色円形フィールド上で2台のロボットが対戦し、日本の伝統競技である相撲になぞらえて相手を円の外側へ押し出すことを目的とした5分間の技術対決となっています。

参加ロボットは完全な自律型で設計されなければなりません。

競技開始時点における底面サイズは横25センチメートル×縦18センチメートル以内、重量は1.5キログラム以下という厳格な規格制限が設けられており、床面に対して吸着効果をもたらす粘着テープや吸盤などの部品装着は明確に禁止されています。

人間による遠隔からの操作介入も一切認められておらず、プログラミングによって自律的に動作する能力と戦略が求められ、最終的な勝敗は対戦相手を円形フィールドから外へ押し出すことによって決定されます。

アルペンボット

アルペンボットチャレンジ(Alpinebot Challenge)は、極めて急勾配である80度の斜面を自律型ロボットが巧みに登攀し、高さ1メートルの位置に設置されている的の中心部分へ正確に旗を立てることを目標とする高度な技術競技です。

ロボットが最終的に到達できた地点や、旗の設置位置の精度によって段階的に得点が付与される仕組みになっています。

参加者は競技用ロボットの設計において、急斜面での安定した動作と精密な位置制御を両立させる必要があります。

重力に逆らいながら上昇していく過程と、目標地点での繊細な操作が求められるため、機械工学とプログラミング技術の高度な融合が不可欠となっています。

RoboRAVE参加までの準備ステップ

O-DANより引用

RoboRAVEはロボット制作とプログラミングを通じて、世界中の子どもたちが競い合う国際大会です。

日本でも大会が開催され、小学生から参加できるイベントとして人気を集めています。

「興味はあるけど、何から始めたらいいの?」そんな方のために、RoboRAVE参加までの準備ステップを以下で分かりやすくご紹介します。

Step1 大会情報をチェックしよう

どの大会に参加するかを決めましょう。

RoboRAVEでは、地域ごとや種目別にさまざまな大会が開催されています。

日程・会場・対象学年・参加費用などをしっかり確認しておくことが大切です。

Step2 チームを組む or 個人参加を決めよう

RoboRAVEではチーム戦が基本となり、2〜4人程度でチームを組み、役割分担しながらロボットを作り上げます。

ただし競技によっては個人参加も可能なので、ひとりでチャレンジすることも可能です。

仲間と話し合いながらチーム作りを楽しんでみましょう。

Step3 ロボットとプログラミング環境を用意しよう

RoboRAVEに参加するには、ロボットとプログラムを事前に準備しましょう。

人気を博しているのは、LEGO® Mindstorms EV3やSPIKE Primeなどのロボットキットですが、Arduinoなどを使ったオリジナルロボットの使用も可としています。

またプログラミング環境も合わせて準備しましょう。

Step4 事前エントリー

大会には事前エントリーが必要です。

チーム名・メンバー名や、使用ロボットなどを登録し、エントリーを済ませておく必要があります。

申込締切日を必ず確認し、対応漏れが無い様に注意しましょう。

株式会社 SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)について

SCCIP JAPANは、レゴ®ブロックを活用したSTEM教育のパイオニアとして、2000年に日本初のレゴを使った民間教育教室を開設しました。
以来、幼児から小学生を対象に、創造力・論理的思考力・問題解決力を育む「ものづくり教育」を国内外で提供し続けています。


ご家庭・保護者の方へ

SCCIPの教室では、子どもたちがレゴ®ブロックやロボット教材を使って、試行錯誤しながら自分のアイデアを形にしていきます。
ただ遊ぶのではなく、「つくる楽しさ」を通じて学ぶ力を自然に育てる——それがSCCIPのものづくり教育です。

▶ 全国の教室紹介はこちら:
👉 https://sccip-jp.com/classroom-list/


教育事業者・導入を検討される方へ

SCCIP JAPANでは、STEM教育やプログラミング教育を導入したい学習塾・保育園・学童保育・教育施設向けに、
研修・教材・運営ノウハウを一括提供するメンバーシップ制度(加盟店・フランチャイズ)をご用意しています。

カリキュラムは埼玉大学STEM教育研究センターとの連携により開発されており、
現在、国内10教室以上、海外(インド・スリランカ・タイ・アメリカ)でも直営教室を展開。
導入後も継続的な運営支援を行い、教育の質と安定を両立させます。

▶ 加盟・導入のご相談はこちらからお問い合わせください。
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お問い合わせ・会社情報

株式会社 SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-17-15 ヨシダFGビル
担当: 勝村
TEL: 03-6256-9406
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インド進出の成功を支える──SCCIPの教育ビジネス連携の工夫と強み

人口14億人を超える巨大市場インド。その急成長する教育産業に、今多くの企業が注目しています。特にSTEM/STEAM教育は、次世代人材の育成を目指す国家戦略の柱でもあり、日本企業にとっても大きなビジネスチャンスが広がっています。

しかし、文化・教育制度・市場構造が大きく異なるインドで成果を出すのは容易ではありません。

そこで注目したいのが、すでに現地教育企業と強固なネットワークを築き、成功実績を上げている日本企業──**SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)**の存在です。

本記事では、SCCIPがインドでの教育展開においてどのような工夫を行い、現地企業と協力しながらビジネスを拡大しているのかを紹介します。インド進出を考える企業にとって、SCCIPは“頼れるパートナー”である理由がここにあります。


インド市場に精通した教育企業との提携モデル

SCCIPは、単に自社教材を海外に販売するのではなく、「現地パートナーとの共創」に重きを置いています。その中核を担っているのが、バンガロールを拠点とする教育企業**LSCL Robotics Pvt. Ltd.**です。

LSCLは、STEAM教育・ロボティクス・AI教育の分野で高い実績を持ち、インド国内30校以上と提携し、2万人以上の生徒にSTEM教育を届けています(LSCL公式サイト参照)。

SCCIPはこのLSCLと連携することで、インド各地の学校へのアクセス、文化に配慮したカリキュラムの適応、教師トレーニング体制の構築など、**“地に足の着いた教育ビジネスモデル”**を確立しました。

この提携は、SCCIPがインド市場で信頼を得ている最大の強みの一つです。


SCCIPの3つのビジネス連携力

① 教材提供だけで終わらない「人材育成型の導入支援」

多くの教育事業では、教材提供後に現地任せになってしまい、運用定着に失敗する例が少なくありません。SCCIPはこの課題を克服するため、毎年日本から教育トレーナーを派遣し、現地インストラクターへの直接指導を実施。

  • 現地校向けの教員向けワークショップ
  • 学期ごとのカリキュラムレビュー
  • ローカル課題への迅速な対応

こうした「人材+仕組み」のセット導入により、高い定着率と成果創出を実現しています。

② カスタマイズ可能なSTEAMプログラム

インドの教育機関は、多様な文化・言語・宗教背景を持ち、ニーズもさまざまです。SCCIPの強みは、柔軟にローカライズ可能な教育設計にあります。

  • 英語・ヒンディー語・地域言語への教材翻訳
  • 現地学校の時間割・試験制度に合わせたスケジューリング
  • 宗教・文化的配慮を前提にした教材調整

これらを可能にする柔軟な設計思想は、「輸出型」ではなく**“協働型”教育モデル**を実現しています。

③ 国際実績とブランドの信頼性

SCCIPは日本で20年以上にわたり、レゴ®ブロックを活用した教育を行ってきたパイオニアです。その実績は、

  • 日本国内の10教室以上での運営
  • 埼玉大学STEM教育研究センターとの共同研究
  • 中国・スリランカ・アメリカなどへの海外展開

といった実績に裏打ちされており、インド側の教育関係者にとっても安心材料になっています。


コロナ禍を乗り越えた柔軟性と継続性

新型コロナウイルスのパンデミックは、教育事業に大きな試練をもたらしました。しかしSCCIPは、

  • オンラインによる教師研修
  • 家庭学習キットの開発
  • デジタルプログラミング教材の導入

などを通じて、「学びを止めない仕組み」を提供し続けました。こうした柔軟性と継続性の高さは、今も教育機関・保護者から高く評価されています。


インド市場に挑戦する企業にとってのSCCIPの価値

もし貴社が、インド市場での教育事業展開を検討しているのであれば、SCCIPは以下のような強みを提供します:

  • 現地導入ネットワークの活用(LSCLとの提携)
  • STEAM教材・トレーニングパッケージの提供
  • 現地教員研修・マーケティング支援
  • 日本・海外の教育機関とのアライアンス提案

これにより、最小限のリスクでインド市場に参入し、実績ある仕組みの中で自社ビジネスを広げていくことが可能です。


おわりに──“つなげる力”で未来を共に創る

教育は、国境や文化を超える「共通の社会インフラ」です。

SCCIPは、その教育を通じて、インドと日本、そして世界をつなげる役割を担っています。単なる輸出ではなく、共に考え、共に学び、共に育てていく。そうした“共創”をベースにしたビジネス展開が、これからの時代には求められます。

SCCIPは、インド進出を目指す企業と共に、未来の学びをデザインします。

ご興味をお持ちの企業様は、ぜひ一度お問い合わせください。

【海外連携・協業パートナー募集窓口】
https://sccip-jp.com/contact/

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STEAM教育とは?東京都内の私立中学3校で実践される最新カリキュラムを徹底解説

【概要】

STEAM教育は分野横断的な学びを通じて思考力や創造性を育む教育手法として、国内でも注目を集めています。

東京都内の私立中学校では、理工系大学との連携や探究活動を取り入れた先進的なカリキュラムが展開されており、生徒の主体的な学びを支える実践例が広がっています。

本記事では、STEAM教育とその実践事例について詳しく紹介します。

STEAM教育とは?

O-DANより引用

STEAM教育は科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・芸術(Arts)・数学(Mathematics)の5分野を横断的に学ぶ教育手法であり、2000年代にアメリカで誕生した教育概念です。

最初は芸術要素を含まないSTEM教育として広まりましたが、創造性や想像力を育む重要性が認識され、Artsが加えられてSTEAMへと進化しました。

STEAM教育の本質は単なる科学技術の習得ではなく、習得した知識を基盤として自ら考え新たな価値を創造し、複雑な問題を解決する能力の養成にあります。

現代社会では既存情報の処理速度や正確性において人工知能が人間を凌駕している状況の中、人間には人工知能が不得手とする領域である革新的な発想力や創造性が求められています。

STEAM教育は様々な学問分野を結びつけ、実社会の課題と向き合うプロセスを通じて問題発見力と解決能力を培うアプローチであり、日本においても文部科学省や経済産業省が普及促進に力を入れるなど、教育現場での導入が進んでいます。

従来の教科別・知識伝達型の学習方法から脱却し、分野を超えた学びの統合と実践的応用を重視するSTEAM教育は、予測困難な未来社会を生き抜くために必要な思考力と創造性を育む教育モデルとして世界中で注目を集めています。

STEAM教育に興味関心が高まっている理由

O-DANより引用

STEAM教育が国内外で注目を集めている背景には、社会環境の急激な変容があります。

人工知能や情報技術の目覚ましい発展によって生活様式が変革し、多様なニーズが発生する中で、現代社会はますます複雑化しています。

変化の激しい社会環境において人々が充実した生活を送るためには、問題を主体的に見出し解決策を模索できる能力の獲得が不可欠となっています。

国家レベルでは、学習指導要領の改定を通じてプログラミング教育が導入されるなど、先端技術を効果的に活用できる人材の育成に向けた取り組みが本格化しています。

STEAM教育は現代における基礎的な学習スキルとして「令和の読み書きそろばん」と称されるほど重要性が認識されています。

従来の教育体系に変わる新たな教育理念として、教育機関・企業・地域社会を含む様々な分野で採用が広がっていくことが予測されます。

技術革新のスピードが加速する未来社会において、分野横断的な思考力と創造性を養うSTEAM教育の価値はさらに高まり、教育システム全体の変革を促す原動力となっていきます。

STEAM教育の実践事例

東京都内にあるSTEAM教育を実践している私立の中高一貫校を詳しく紹介します。

芝浦工業大学附属中学校

芝浦工業大学附属中学校公式サイトより引用

芝浦工業大学附属中学校は、世界的な技術革新を生み出す人材育成に注力する中高一貫の私立学校として、国内でも先進的なSTEAM教育を実践しています。

入学後すぐに芝浦工業大学での特別授業が開始され、最先端の学問領域に触れることで知識を探求する喜びを体験できる環境が整えられています。

中学教育では、各学年に特色ある講座が設けられています。

1年生では「工学わくわく講座」でスパゲッティを用いた構造強度の学習などに取り組み、

2年生では「ロボット講座」で工学基盤を固め、3年生では「ものづくり体験講座」で応用力を養います。

高校進学後も「Arts and Tech」という特別講座が提供され、デザイン工学部やシステム理工学部の教授陣から、エンジン・ロボット工学・生命科学・ユニバーサルデザイン・ソフトウェア開発など幅広い分野の専門知識を学ぶ機会が与えられます。

芝浦工業大学附属中学校の教育プログラムは、中学で学習する基礎知識と実社会との関連性を実感できるよう設計されており、理論と実践を融合させたSTEAM教育の優れたモデルケースとして注目を集めています。

学校詳細

以下では芝浦工業大学附属中学校の詳細に関して紹介します。

学校名芝浦工業大学附属中学校
創立年1922年
所在地東京都江東区豊洲6-2-7
アクセス豊洲駅 徒歩7分新豊洲駅 徒歩1分
定員(2024年度)155名
偏差値男子:66~69女子:67~69
主な進学実績(2023年度)芝浦工業大学:96名東京理科大学:29名上智大学:7名早稲田大学:7名慶應義塾大学:2名電気通信大学:2名大阪大学:1名

玉川学園中学部

玉川学園中学部公式サイトより引用

玉川学園は文部科学省より優れた理数系教育を実践する機関としてスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に認定されている総合学園です。

2023年度に東京都内でこの認定を受けた教育機関は、お茶の水女子大学附属高校や科学技術高校など16校のみという限られた状況の中、玉川学園においては高校部だけでなく中学部も認定対象となっています。

玉川学園ではSTEAM教育を基盤として最新テクノロジーを教育に取り入れながら、科学技術分野で創造性を発揮できる人材の育成に力を注いでいます。

従来型の知識習得に留まらず様々な視点から事象を考察する能力や複数の知識領域を統合して思考する力を養成することを重視しています。

学校詳細

以下では玉川学園中学部の詳細について紹介します。

学校名玉川学園中学部
創立年1929年
所在地東京都町田市玉川学園6-1-1
アクセス玉川学園前駅 徒歩3分青葉台駅 バス17分
定員(2024年度)125名+若干名
偏差値男子:42~49女子:42~49
主な進学実績(2023年度)玉川大学:56名慶應義塾大学:9名早稲田大学:4名上智大学:8名明治大学:11名横浜国立大学:2名海外大学:17名

文化学園大学杉並中学校

文化学園大学杉並中学校サイトより引用

文化学園大学杉並中学校は現代社会に必要とされる学習方法と生き方を育成するために、STEAM教育を実践している中高一貫の私立教育機関であり、教科書の枠を超えた横断的な学びの機会を提供することで生徒の知的好奇心を刺激しています。

STEAM教育と並行してPBL(課題解決型学習)を教育の柱に据えることで生徒自身が課題を設定し解決に取り組むプロセスを通じて主体性を育む環境が整えられています。

2020年度からは「STEAMプロジェクト」という課外活動団体を発足させ生徒主導の探究活動と創造的取り組みを積極的に推進しています。

約130名の参加生徒たちは企業や大学、NPO団体との連携のもとプログラミング学習や社会課題研究、企業訪問など多岐にわたる活動を展開しており、実社会と教育を結びつけた実践的なSTEAM教育の場として機能しています。

学校詳細

以下では文化学園大学杉並中学校の詳細について紹介します。

学校名文化学園大学杉並中学校
創立年1926年
所在地東京都杉並区阿佐谷南3-48-16
アクセス阿佐ヶ谷駅 徒歩10分荻窪駅 徒歩10分南阿佐ヶ谷駅 徒歩10分
定員(2024年度)100名+若干名
偏差値男子:44~48女子:44~50
主な進学実績(2023年度)文化学園大学:39名早稲田大学:7名立教大学:18名法政大学:22名東京農工大学:1名横浜国立大学:1名海外大学・短大:6名

株式会社 SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)について

SCCIP JAPANは、レゴ®ブロックを活用したSTEM教育のパイオニアとして、2000年に日本初のレゴを使った民間教育教室を開設しました。
以来、幼児から小学生を対象に、創造力・論理的思考力・問題解決力を育む「ものづくり教育」を国内外で提供し続けています。


ご家庭・保護者の方へ

SCCIPの教室では、子どもたちがレゴ®ブロックやロボット教材を使って、試行錯誤しながら自分のアイデアを形にしていきます。
ただ遊ぶのではなく、「つくる楽しさ」を通じて学ぶ力を自然に育てる——それがSCCIPのものづくり教育です。

▶ 全国の教室紹介はこちら:
👉 https://sccip-jp.com/classroom-list/


教育事業者・導入を検討される方へ

SCCIP JAPANでは、STEM教育やプログラミング教育を導入したい学習塾・保育園・学童保育・教育施設向けに、
研修・教材・運営ノウハウを一括提供するメンバーシップ制度(加盟店・フランチャイズ)をご用意しています。

カリキュラムは埼玉大学STEM教育研究センターとの連携により開発されており、
現在、国内10教室以上、海外(インド・スリランカ・タイ・アメリカ)でも直営教室を展開。
導入後も継続的な運営支援を行い、教育の質と安定を両立させます。

▶ 加盟・導入のご相談はこちらからお問い合わせください。
👉 https://sccip-jp.com/contact/


お問い合わせ・会社情報

株式会社 SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-17-15 ヨシダFGビル
担当: 勝村
TEL: 03-6256-9406
MAIL: info@sccip-jp.com

📩 お問い合わせページ:
👉 https://sccip-jp.com/contact/

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インド現地パートナーLSCLとの連携から見る──SCCIPのグローバル教育ネットワーク

世界における教育のグローバル化が進む中で、現地との信頼関係を築いた上での連携は、単なる「導入」以上の価値を生み出します。SCCIPは、日本で初めてレゴ®を教育に取り入れた民間教育機関として、単なる教材提供にとどまらず、現地教育文化と共に歩むことを何より大切にしています。

その象徴ともいえるのが、インドの教育企業「LSCL Robotics Pvt. Ltd.」との連携です。この記事では、SCCIPとLSCL Roboticsがどのように協力し合い、インド国内でSTEAM教育の質と広がりを生み出しているのかを紹介します。


LSCL Roboticsとは──インドに根差した革新的教育企業

LSCL Robotics(Leading Schools for Creative Learning)は、インド・バンガロールを拠点とし、STEM/STEAM教育を柱とする次世代型のロボティクス教育を展開する企業です。ロボット製作、AI、IoT、デザイン思考などの要素を融合した教育プログラムを、インド国内30以上の学校に提供し、すでに2万人以上の生徒へアプローチしています(出典:https://www.lsclrobotics.com)。

彼らのビジョンは、「すべての子どもが創造的思考を実践できる未来」。この理念は、SCCIPが日本で長年培ってきた「レゴを通じて育てる探究・対話・創造」の教育方針と強く共鳴しました。


SCCIPとの連携──理念の一致から始まった協働関係

2019年、SCCIPがインドへの展開を模索する中で出会ったのがLSCL Roboticsです。教育に対する哲学、プロジェクト型学習を重視する姿勢、そしてロボット教材を活用した21世紀型スキル育成への意欲。両者は出会ってすぐに、単なる商業提携ではなく、共に教育を変えていく「共創パートナー」になれると確信しました。

2020年より正式にパートナーシップを結び、SCCIPのカリキュラムとトレーニングノウハウをLSCLに提供。これをもとに、LSCLはインドの教育事情に合わせたローカライズと導入支援を展開しています。


現地密着のトレーニングと指導サポート体制

SCCIPでは、毎年日本から教育専門スタッフをインドへ派遣し、LSCL Roboticsの現地インストラクター・教師に向けた研修を実施しています。

年間の主なトレーニングスケジュール:

  • 春:指導法導入・ファシリテーション研修
  • 夏:ロボット製作・授業デザイン研修
  • 秋:授業視察・導入校のカリキュラム改善支援

また、LSCLのマスタートレーナーが日本を訪れ、SCCIP本部で実地の授業を体験・研究することも毎年恒例となっており、教育思想の深いすり合わせが行われています。

このように**「教材+指導者の育成+実践支援」**という三位一体のモデルを実現していることが、他社のフランチャイズ型導入と一線を画するポイントです。


実績と反響──現地での成果が信頼に

現在、LSCL Roboticsはインド国内のトップ校に続々と導入を進めており、以下のような成果が報告されています:

  • RoboCup Junior Asia-Pacific 2024(青島)にて、SCCIPカリキュラムを受講したチームが世界3位を受賞。
  • 生徒のプレゼン能力・協働力が飛躍的に向上したと教師・保護者が評価。
  • コロナ禍においてもオンライン指導と自宅学習キットによるプログラム継続を実現。

この成功は、導入だけでなく、「指導が根付き成果を出す」ことを重視するSCCIPとLSCL Roboticsの本気の取り組みがあったからこそです。


教育事業を検討する企業へのメッセージ

インド市場において、SCCIPとLSCL Roboticsのパートナーシップは、**単なる“ビジネス連携”ではなく、“社会変革型の協働”**として強いインパクトを放っています。

もし、貴社が以下のような志向をお持ちであれば、ぜひ一度このネットワークを活用する価値があります:

  • 自社教材をアジアへ展開したい
  • EdTechやSTEAM教育をインドで広げたい
  • CSRやSDGs活動の一環として、教育を通じた社会貢献をしたい

SCCIPとLSCLは、現地教育文化への理解と実績あるプログラム実装力を兼ね備えた「橋渡し役」として、貴社の海外展開をサポートいたします。


未来の学びを共につくりませんか?

SCCIP × LSCL Roboticsの連携は、インド教育界に変革をもたらす確かな実例です。

ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

【海外連携・協業パートナー募集窓口】
https://sccip-jp.com/contact/

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レゴエデュケーション BricQ モーションとは?【小学生・幼児向けレゴ】

【概要】

STEAM教材にはさまざまな種類があり、どの教材を選べば良いのか迷ってしまいますよね。

今回はSTEAM教材でもある、レゴエデュケーション BricQ モーションについて紹介します。

レゴエデュケーション BricQ モーションとは?

株式会社アフレルより引用

STEAM教材のレゴエデュケーション BricQ モーションを初めて耳にした方も多いでしょう。

以下ではレゴエデュケーション BricQ モーションとは、どんなSTEAM教材なのかを解説します。

理科や算数の法則を体験して学ぶ STEAM教材

レゴエデュケーション BricQ モーションはテクノロジーを使わず、幼い子どもでも理解しやすいハンズオン形式の学習を実現。

理科や算数の法則を体験して学ぶSTEAM教材で、子どもたちの「なるほど」と納得の瞬間を導く小学校低・中年学向けの教材です。

レゴエデュケーション BricQ モーション ベーシックセット

株式会社アフレルより引用

以下では、レゴエデュケーション BricQ モーション ベーシックセットについて、以下内容に沿って見ていきます。

  • セット内容
  • オンラインサポート
  • カリキュラムユニット
  • 教師用サポート&生徒用ワークシート

セット内容

セット内容は以下の通りです。

  • レゴブロック523個(補充パーツ含む)
  • 組み立て説明書2冊

オンラインサポート

オンラインサポートは以下の通りです。

  • スタートガイド
  • レッスンプラン
  • 評価ツール
  • 教員向け指導法学習コンテンツ有り

カリキュラムユニット

カリキュラムユニットは、小学校低学年向けのトレーニングと、小学校中学年向けの科学の力で勝とうの2パターンがあります。

教師用サポート&生徒用ワークシート

教師用サポートは以下の通りです。

  • スタートガイド
  • レッスンプラン
  • 評価ツール

この他に生徒用ワークシートがセットになります。

レッスンプラン

株式会社アフレルより引用

レッスンプランは以下の2通りあります。

  • トレーニング(レッスン数7)
  • 科学の力で勝とう(レッスン数7)

以下でそれぞれのレッスンプランについて見ていきましょう。

プラン① トレーニング(レッスン数7)

トレーニングレッスンでは、押す力と引く力の結果と原因について調べる実験を計画・実行し力と運動について学びます。

7つのレッスンを通して以下プロセスに触れ、慣れ親しめるようにレッスンします。

  • 質問する
  • 質問に答える
  • データー分析
  • 自分の考えを発表する

プラン② 科学の力で勝とう(レッスン数7)

科学の力で勝とうのレッスンでは、釣り合っている力と釣り合っていない力の働きについて学び、実験を行いながら力と運動に対する理解を深めていきます。

物体の運動に見られるパターンを調査することで、物体の運動に見られるパターンを理解していくうちに、物体の運動を予測する力が身につき向上するのが期待できるでしょう。

株式会社 SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)について

SCCIP JAPANは、レゴ®ブロックを活用したSTEM教育のパイオニアとして、2000年に日本初のレゴを使った民間教育教室を開設しました。
以来、幼児から小学生を対象に、創造力・論理的思考力・問題解決力を育む「ものづくり教育」を国内外で提供し続けています。


ご家庭・保護者の方へ

SCCIPの教室では、子どもたちがレゴ®ブロックやロボット教材を使って、試行錯誤しながら自分のアイデアを形にしていきます。
ただ遊ぶのではなく、「つくる楽しさ」を通じて学ぶ力を自然に育てる——それがSCCIPのものづくり教育です。

▶ 全国の教室紹介はこちら:
👉 https://sccip-jp.com/classroom-list/


教育事業者・導入を検討される方へ

SCCIP JAPANでは、STEM教育やプログラミング教育を導入したい学習塾・保育園・学童保育・教育施設向けに、
研修・教材・運営ノウハウを一括提供するメンバーシップ制度(加盟店・フランチャイズ)をご用意しています。

カリキュラムは埼玉大学STEM教育研究センターとの連携により開発されており、
現在、国内10教室以上、海外(インド・スリランカ・タイ・アメリカ)でも直営教室を展開。
導入後も継続的な運営支援を行い、教育の質と安定を両立させます。

▶ 加盟・導入のご相談はこちらからお問い合わせください。
👉 https://sccip-jp.com/contact/


お問い合わせ・会社情報

株式会社 SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-17-15 ヨシダFGビル
担当: 勝村
TEL: 03-6256-9406
MAIL: info@sccip-jp.com

📩 お問い合わせページ:
👉 https://sccip-jp.com/contact/

参考記事

レゴエデュケーション BricQ モーションとは?【小学生・幼児向けレゴ】 Read More »

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