【概要】
本記事では、単なる遊びを超えた本格的な創作活動に取り組む「東大レゴ部」の魅力と活動内容を紹介します。
東大レゴ部とは?

東大レゴ部は2007年に東京大学で結成されたサークルです。
一般的な趣味サークルの枠を超え、「レゴ®」を活用してあらゆる表現に挑む真剣なクリエイティブ集団として活動しています。
市販のセットに頼るだけでなく、コンピューターによる精密な設計を行い、必要に応じて海外市場から個々のパーツを発注します。
強度とデザインを綿密に計算しながらブロックを組み立てていく高度な制作プロセスが特徴です。
活動範囲は学内に留まらず、多くの企業や団体からの依頼で作品を制作することもあります。
教育的な側面も重視しており、小学生向けのレゴ教室を開催するなど社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
東大レゴ部の部員の人柄について

東大レゴ部は東京大学の学生のみで構成されており、学部生だけでなく大学院生も所属しています。
一般的なイメージとして理系学生が多いと思われがちですが、実際には文系学生も多数在籍しており、多様な専門知識や視点が作品制作に活かされています。
活動日は特に厳密に決まっておらず、二週間に一度、Discordを利用したオンライン定例会が行われています。
五月祭や駒場祭などの学園祭の前には、大型作品の組み立てなどの準備のため活動頻度が増加します。
部室は駒場キャンパスの学生会館に位置しており、部員たちの創作活動の拠点となっています。
東大レゴ部の内容

東京大学レゴ部は単なる趣味サークルの枠を超え、学術的専門知識と構造設計の技術を駆使した高度なレゴ作品を制作する団体として、大学内外で注目を集めています。
理工系をはじめとする様々な専攻の学生が集まり、各自の専門分野の知見を活かしながらレゴという媒体を通じて創造力と表現力を磨いています。
①年2回の学園祭での大型作品の展示
東大レゴ部の活動の中心となるのが、年に2回開催される五月祭と11月の駒場祭での大型作品展示です。
東京大学キャンパスの建物群を緻密に再現したジオラマや、動く仕掛けを組み込んだテーマパーク風の立体作品など、数か月にわたる綿密な企画と制作期間を経て完成した高クオリティな作品が披露されます。
部員たちは構造力学や電子工学の知識を駆使し、見た目の美しさだけでなく機能性も兼ね備えた作品制作に挑戦しています。
展示会場では部員自らが作品の解説を行い、制作過程での工夫や苦労話を来場者に語ることで、レゴ創作の奥深さと魅力を伝える貴重な機会となっています。
②学園祭での個人作品の展示
学園祭では巨大な共同制作物に加え、部員一人ひとりの個性が反映された個人作品も展示されます。
歴史的な建造物のミニチュア、SF作品の世界観を表現したディオラマ、精巧な可動機構を持つロボット模型など、部員の多様な関心や専門性が反映された作品が並びます。
来場者との対話を通じて得られる感想やアドバイスは部員の創作意欲をさらに高める貴重な機会となっています。
個人作品の制作過程では、先輩部員からのアドバイスや技術指導も行われ、部内での知識共有や技術向上の場としても機能しています。
③外部企業・団体からの依頼による作品制作やワークショップ
東大レゴ部の活動範囲は大学内に限定されず、外部企業や公共機関からの依頼による作品制作やワークショップの運営など、社会と連携した取り組みも積極的に行っています。
企業のブランドイメージを立体的に表現した展示物や、地域の歴史的建造物を精密に再現したモデルなど、実践的なプロジェクトを通じて社会貢献と部員の経験値向上を両立させているのも東大レゴ部の特徴的な活動です。
特に小中学生向けの教育プログラムでは、レゴを通じて工学的思考や空間認識能力を養うワークショップを開催し、次世代育成にも貢献しています。
学生ならではの柔軟な発想と東京大学で培われた専門知識を融合させた活動は、企業や教育機関からも高く評価されています。
東大レゴ部へ入会の流れ

東京大学レゴ部では未経験者から熟練者まで幅広い学生を温かく迎え入れており、明確で簡単な入会手続きが用意されています。
レゴ制作の経験がまったくない方でも気軽に一歩を踏み出すことができます。
新入生や入部希望者は春季と秋季に開催される新歓イベントや説明会に参加することで、部の活動内容や雰囲気を直接体験できる機会が得られます。
特に4月と10月には新入生向けの特別説明会が実施され、先輩部員による作品展示や制作デモンストレーションを通じて部活の魅力を実感することができます。
説明会参加後、入部を決意した学生は公式ウェブサイトまたは会場で配布される専用フォームに氏名・学部・連絡先などの必要事項を記入して提出するだけで基本的な入会手続きは完了します。
会費は学期ごとに3,000円程度で、部員専用の基本ブロックセットを利用できる権利や、共同制作プロジェクトへの参加資格が得られます。
入会手続き完了後は部の公式コミュニケーションツールであるSlackやLINEグループに招待され、週一回の定例ミーティングや月二回の活動日程などの情報がすぐに共有されるようになります。
初心者向けの基礎講習会も定期的に開催されており、経験豊富な先輩部員から直接指導を受けながら徐々に技術を向上させることが可能です。
東大レゴ部にまつわるQ&A

東京大学には学問研究以外にも創造性を育む様々なサークルが存在しており、特に注目に値するのがレゴブロックを活用した「東大レゴ部」です。
Q東大レゴ部でしか味わえない魅力とは?
東大レゴ部の最大の魅力は、幼少期に親しんだレゴブロックの世界を、より深く探究できる学術的な環境が整っている点です。
市販キットの制約から解放され、自ら構想を練り、必要に応じて世界各国からパーツを取り寄せることで、完全なオリジナル作品の制作が可能になります。
大学レベルの専門知識を活かした高度な設計技術と制作手法が学べる点も大きな魅力の一つです。
工学的な計算に基づいた構造設計、プログラミングを活用した動的要素の導入など、ただブロックを組み立てるだけでなく、学術的アプローチで創造性を形にする経験ができます。
また、部の活動を通じて創作した作品は、学園祭などの展示会で多数の観覧者に鑑賞していただける機会が豊富に用意されています。
自分の作品に対する来場者からの反応や評価をダイレクトに受け取れる貴重な経験を通じて、創作の喜びを分かち合える環境が整っています。
Q東大レゴ部に入って良かったことは?
レゴという共通の趣味を通して幅広い人々との交流が生まれ、作品のテーマや構想について深い対話を楽しむことができます。
異なる学部や専攻の学生が集まるため、多様な視点からのアイデアや批評が飛び交い、創作活動に新たな刺激をもたらしてくれます。
さらに重要なのは、大規模プロジェクトや外部からの依頼作品に部員が一丸となって取り組み、共同制作によって壮大な作品を完成させたときに味わえる比類なき充実感です。
個人では実現不可能な規模の作品を、チームの力で成し遂げる過程は、将来社会に出てからも役立つプロジェクトマネジメント能力や協調性を育むことにつながります。
部員同士の協力関係が創り出す達成体験は、個人制作では決して得られない特別な価値をもたらします。
技術面でも、先輩部員からのアドバイスや専門知識の共有により、自分一人では到達できないレベルの制作技術を習得できる点も大きな魅力です。
また、東大レゴ部での活動経験は履歴書にも記載できる実績となり、創造力や問題解決能力の証明として就職活動などでもアピールポイントになります。
企業や団体との共同プロジェクトを経験することで、在学中に実社会とのつながりを持つ貴重な機会も得られます。
株式会社 SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)について
SCCIP JAPANは、レゴ®ブロックを活用したSTEM教育のパイオニアとして、2000年に日本初のレゴを使った民間教育教室を開設しました。
以来、幼児から小学生を対象に、創造力・論理的思考力・問題解決力を育む「ものづくり教育」を国内外で提供し続けています。
ご家庭・保護者の方へ
SCCIPの教室では、子どもたちがレゴ®ブロックやロボット教材を使って、試行錯誤しながら自分のアイデアを形にしていきます。
ただ遊ぶのではなく、「つくる楽しさ」を通じて学ぶ力を自然に育てる——それがSCCIPのものづくり教育です。
▶ 全国の教室紹介はこちら:
👉 https://sccip-jp.com/classroom-list/
教育事業者・導入を検討される方へ
SCCIP JAPANでは、STEM教育やプログラミング教育を導入したい学習塾・保育園・学童保育・教育施設向けに、
研修・教材・運営ノウハウを一括提供するメンバーシップ制度(加盟店・フランチャイズ)をご用意しています。
カリキュラムは埼玉大学STEM教育研究センターとの連携により開発されており、
現在、国内10教室以上、海外(インド・スリランカ・タイ・アメリカ)でも直営教室を展開。
導入後も継続的な運営支援を行い、教育の質と安定を両立させます。
▶ 加盟・導入のご相談はこちらからお問い合わせください。
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