レゴを使った探究学習は、オープンエンドな課題への試行錯誤を通じて子どもが自ら「問い」を立てる力を育て、「わからない」を探究の出発点とすることで理科への興味・自信につながるとされています。
この記事でわかること
- 探究学習が今の教育で重視される背景と「問いを立てる力」の重要性
- レゴがオープンエンドな課題・仮説検証・ファシリテーションで探究に向いている理由
- 探究学習を通じて育つ問題発見力・論理的思考力など4つの力の中身
- 「わからない」が好奇心に変わり理科好きが育つメカニズム
「うちの子、なんでも『教えて』って聞いてくるけど、自分で考えようとしない…」
そんなお悩みはありませんか?実は今、教育の世界では「答えを知っている」ことよりも、**「自分で問いを立てられる」**ことが重視されるようになっています。
この記事では、レゴを使った「探究学習」がどのように子どもの「問いを立てる力」を育てるのか、そしてそれがなぜ理科好きへとつながるのかを解説します。
探究学習とは?今の教育で注目される理由
「教わる」から「探る」へ
探究学習とは、与えられた知識を受け取るだけでなく、自ら課題を見つけ、情報を集め、考え、まとめ、発表するという一連のプロセスを重視した学習法です。
2022年から高校で「探究」の授業が必修化されるなど、日本の教育も「知識偏重」から「探究重視」へと大きく舵を切っています。
なぜ「問いを立てる力」が大切なのか
AIが発達した現代、「答えを知っている」ことの価値は相対的に下がっています。検索すれば答えは見つかる時代だからです。
しかし、「そもそも何を問うべきか」を考える力は、AIには簡単に代替できません。これからの時代を生きる子どもたちにとって、「問いを立てる力」は最も重要なスキルの一つです。
レゴで探究学習が実践できる理由
| 理由 | 内容 | 探究との関係 |
|---|---|---|
| ①オープンエンドな課題が「問い」を生む | 「倒れない塔を作ろう」など正解が一つではない課題に取り組む | 課題に向き合う中で「どうすれば?」という問いを自然と立て始める |
| ②試行錯誤が「仮説→検証」のサイクルを回す | 予想して作り、うまくいかなければ「なぜだろう」と考えて改良する | 「仮説→検証→改善」のサイクルを繰り返し、科学的思考の基礎が身につく |
| ③「なぜ?」を深掘りするインストラクターの存在 | 「どうしてそう思ったの?」「もっと良くするにはどうする?」と問いかける | 適切なファシリテーションによって探究がより深まる |
探究学習で育つ4つの力
| 力 | 内容 | レゴでの育て方 |
|---|---|---|
| ①問題発見力 | 「そもそも何が問題なのか」を自分で見つける力 | 「うまくいかない」経験を重ねることで「何がうまくいっていないか」を特定する目が養われる |
| ②情報収集・分析力 | 情報を集め、比較し、分析する力 | 「他の人はどう作っているか」「どんな構造が強いか」を観察し自分の作品に活かす |
| ③論理的思考力 | 筋道を立てて考えを説明する力 | 「なぜうまくいったのか」「なぜ失敗したのか」を言葉で説明する練習を重ねる |
| ④表現・プレゼン力 | 自分の考えを他者に伝える力 | 作ったものをなぜそう作ったか・どう工夫したかを他者に伝える経験を積む |
探究学習が「理科好き」を育てるメカニズム
「わからない」が「面白い」に変わる
従来の理科教育では、「わからない=苦手」というネガティブな印象になりがちでした。
でも探究学習では、「わからない」は探究のスタート地点。「なぜだろう?」という好奇心が、学びの原動力になります。
自分で発見した「わかった!」は忘れない
教科書で読んだ知識と、自分で試行錯誤して発見した知識では、定着度が全く違います。
「自分で見つけた!」という感動体験が、理科への興味を長く持続させる秘訣です。
成功体験が自信につながる
「難しいと思っていたけど、できた!」という成功体験は、子どもの自信を大きく育てます。
その自信が「もっとやってみたい」というモチベーションにつながり、理科好きの好循環が生まれます。
【Q&A】探究学習に関するよくある質問
Q1. 探究学習は何歳から始められますか?
A. 本格的な「探究」は小学校高学年以降が適していますが、その土台となる**「問いを持つ習慣」「試行錯誤する姿勢」**は幼児期から育てられます。
SCCIPでは年少からのコースがあり、発達段階に応じて探究の芽を育てています。
Q2. 探究学習と普通の勉強、どちらが大切ですか?
A. どちらも大切で、補完関係にあります。
基礎的な知識がなければ探究も深まりません。逆に、探究を通じて「もっと知りたい」と思えば、基礎学習へのモチベーションも上がります。
Q3. うちの子は「考えるのが苦手」なのですが…
A. 「考えるのが苦手」ではなく、**「考える機会が少なかっただけ」**かもしれません。
最初から上手に考えられる子はいません。レゴを使った探究学習で、少しずつ「考える筋肉」を鍛えていきましょう。
Q4. 探究学習をすると学校の成績は上がりますか?
A. 直接的に「テストの点数が上がる」わけではありませんが、学びへの姿勢が変わります。
「なぜ?」を大切にする習慣がつくと、学校の授業でも受け身ではなく能動的に学ぶようになり、結果として理解度が深まります。
Q5. 家庭でも探究学習はできますか?
A. できます!日常の中で「なぜだと思う?」「どうしたらいいと思う?」と問いかけるだけでも効果があります。
ただし、体系的な探究学習を行うなら、カリキュラムと専門のインストラクターがいる教室の方が効率的です。
Q6. 探究学習とプログラミング学習の違いは?
A. プログラミング学習は「論理的な手順を組み立てる」ことに特化しています。
探究学習は、問いを立てる→情報を集める→考える→まとめる→伝えるという、より広い学びのプロセス全体を重視します。プログラミングは探究の一つの手段になり得ます。
SCCIPの探究型カリキュラムの特徴
問題解決型のプロジェクト学習
SCCIPでは、テーマに沿った問題解決的な活動を行います。
マニュアルを見ながら組み立てるだけではなく、「倒れない塔」「頑丈な屋根」などオープンエンドな問いに取り組むことで、体系的・論理的思考や科学的思考を育みます。
対話を重視したコミュニケーション教育
自分の作ったものを筋道を立てて説明できること。批判的に議論できること。
インストラクターやクラスメイトとの対話を中心としたレッスンを通じて、「自分の考えを伝える」「ひとの意見を課題に役立てる」といったコミュニケーションの基礎力を身につけます。
教科学習との連携
SCCIPのカリキュラムは、教科学習と連携した横断的な設計になっています。
学校で習う理科や算数の概念を、レゴを使って体験的に学ぶことで、学校学習への意欲を高め、将来の職業キャリアへの広がりにもつながります。
まとめ:「答えを知る子」から「問いを立てる子」へ
これからの時代、「答えを知っている」ことより「問いを立てられる」ことが価値を持ちます。
レゴを使った探究学習は、子どもたちの中に**「なぜ?」を大切にする心**を育てます。そして、その好奇心こそが、理科好き・学び好きへの第一歩です。
「うちの子にも、自分で考える力をつけてほしい」
そんな願いをお持ちのお母さんは、ぜひ探究型のレゴ教室を体験してみてください。
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