株式会社 SCCIP JAPAN

【完全ガイド】レゴ® SPIKEとは?プライムとベーシックの違いや活用方法を徹底解説

【概要】

レゴ® エデュケーション SPIKEは、楽しみながらプログラミングの基礎を学べる教育ツールとして注目されています。

本記事では、SPIKEの種類や特徴・年齢別の活用方法・プログラミング手法やパーツ構成までを詳しく解説し、最適な選び方をご紹介します。

レゴプログラミングのSPIKEでプログラミングが学べる

LEGO SPIKE Prime SBC XL (Small Ball Contraption – eXtra Large)

レゴ® エデュケーション SPIKEは2020年1月に誕生した、児童・生徒がレゴブロックを活用してプログラミングを習得できる教育ツールです。

幼稚園年長から高校生まで幅広い年齢層を対象としており、カラフルなブロックと発達段階に応じたプログラミング手法により、楽しみながら論理的思考を自然に身につけることができます。

レゴエデュケーションが展開するSTEAM教育教材の一環として、学校現場での活用に特化して設計されています。

実践的な学びを促進するSPIKEは、WROやetロボコンなどの著名なロボット競技会の参加資格を持つ製品としても認められており、子どもたちが遊びを通じてテクノロジーの基礎を築くための理想的な入り口となっています。

レゴプログラミングSPIKEの種類

LEGO SPIKE Prime Scorpion, a hexapod walking robot

レゴ® エデュケーション SPIKEは、対象となる学年に応じて、次の2種類が用意されています。

  • ①レゴ® エデュケーション SPIKE プライムセット
  • ②レゴ® エデュケーション SPIKE ベーシックセット

以下で詳しくセット内容に関して解説します。

①レゴ® エデュケーション SPIKE プライムセット

レゴ® エデュケーション SPIKEプライムセットは幼稚園年長児から高校生までを対象として開発された教育教材で、プログラミング教室「プログラボ」では主要な学習ツールとして採用されています。

科学・技術・工学・数学を網羅するSTEM教育に重点を置いており、ベーシックセットと比較してより複雑なロボット製作が可能となっています。

児童・生徒はScratchやPythonといったプログラミング言語を駆使して高度な制御技術を習得することができ、創造性と論理的思考力を同時に養うことができます。

SPIKEプライムに拡張セットを組み合わせることにより、プログラミングの可能性はさらに広がり、学習者の発想力や問題解決能力も一層豊かに育まれます。

②レゴ® エデュケーション SPIKE ベーシックセット

レゴ® エデュケーション SPIKEベーシックセットは小学校低学年から中学年の児童を対象として設計されたプログラミング・ロボット学習教材です。

スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピューターのアプリケーションを活用することで、初心者でも直観的な操作を通じて気軽にプログラミングの基礎知識を習得することができます。

レゴプログラミングSPIKEベーシックとSPIKE プライムの違いとは?

How to make a LEGO SPIKE Prime electric screwdriver

レゴプログラミングSPIKEベーシックとSPIKE プライムの違いを紹介します。

対象年齢

レゴ® エデュケーション SPIKEベーシックは主に6歳から8歳の小学校低学年から中学年を対象としており、SPIKEプライムは小学校高学年から高校生までを想定して開発されています。

プログラミング教室「プログラボ」ではSPIKEプライムを中心教材として採用していますが、年齢ごとに最適化された難易度調整カリキュラムを導入しているため、幼児から小学校高学年までの幅広い年齢層の学習者が楽しみながらプログラミングを学ぶことができます。

プログラミング方法

SPIKEベーシックでは、初心者にも親しみやすい「アイコンブロック」と、より細かな指示が可能な「ワードブロック」という二種類のプログラミング方式を単一アプリケーション内で切り替えて使用することができます。

アイコンブロックは視覚的要素を重視した直観的な操作性を特徴としており、プログラミング未経験者でも容易に取り組むことができる設計になっています。

一方のワードブロックはプログラミング言語Scratchをベースとしており、より詳細な命令を組み立てることが可能です。

SPIKEプライムは、Scratchベースの「ワードブロック」に加えて、実務でも広く活用されているプログラミング言語Python(パイソン)による「テキストコーディング」が導入されています。

SPIKEプライムはベーシックと比較してさらに高度なプログラミングを実現できる仕様となっており、学習者のスキルに合わせた段階的な成長をサポートします。

プログラミング教室「プログラボ」ではテキストコーディング機能をアドバンストコースなど一部の上級クラスで活用しており、児童・生徒の習熟度に応じた適切な学習環境を提供しています。

パーツ構成

SPIKEベーシックは合計449個のパーツで構成されており、基本的なブロックや電子機器に加えて、専用のミニフィギュア(2000719)を含む豊富な部品が同梱されています。

SPIKEプライムは528個のパーツ数を誇り、インテグレータブロック・テクニックフレーム・革新的なタイヤパーツ・ボールキャスター・ビスケット・ワイヤークリップ・テクニックベースプレート・歯車など多様な特殊パーツが付属しています。

両製品にはプログラムデータ転送用のマイクロUSBコネクタケーブル(45611)も同梱されており、ハブとパソコンを接続することができます。

ベーシックとプライムの主要な相違点は特殊パーツの種類だけでなく、電子部品の仕様にも明確な違いが見られます。

SPIKE ベーシックSPIKE プライム
インテリジェントブロックまたはハブ1個1個(45601)(ラージハブバッテリー(45610)含む)
センサーカラーセンサー1個カラーセンサー1個(45605)距離センサー1個(45604)フォースセンサー 1個(45606)
ライトカラー・ライトマトリクスなし
アンギュラーモーターSモーター2個Mモーター2個(45603)Lモーター1個(45602)

レゴ® エデュケーション SPIKE プライムの拡張セット

レゴ® エデュケーション SPIKEプライムには拡張セット(SP45680)が別途用意されており、アンギュラーLモーターとカラーセンサーが各1個に加えて、604個の追加ブロックパーツが含まれています。

拡張セットのモジュールやパーツを組み合わせることで、ロボットの動作範囲や機能性を大幅に向上させ、より高度な性能を持つロボットを構築することが可能になります。

ラージハブのバッテリーやコネクタケーブル・フォースセンサー(45606)・ミニフィギュア(2000719)などの重要パーツは単品購入も可能であるため、必要に応じて自由に構成を拡張できる柔軟性が魅力となっています。

スポーツをテーマにした「レゴ® エデュケーション BricQ モーション プライムセット」には、重りブロックや空気圧パーツなど、理科や物理学習に特化した専門的な拡張パーツが同梱されています。

株式会社 SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)について

SCCIP JAPANは、レゴ®ブロックを活用したSTEM教育のパイオニアとして、2000年に日本初のレゴを使った民間教育教室を開設しました。
以来、幼児から小学生を対象に、創造力・論理的思考力・問題解決力を育む「ものづくり教育」を国内外で提供し続けています。


ご家庭・保護者の方へ

SCCIPの教室では、子どもたちがレゴ®ブロックやロボット教材を使って、試行錯誤しながら自分のアイデアを形にしていきます。
ただ遊ぶのではなく、「つくる楽しさ」を通じて学ぶ力を自然に育てる——それがSCCIPのものづくり教育です。

▶ 全国の教室紹介はこちら:
👉 https://sccip-jp.com/classroom-list/


教育事業者・導入を検討される方へ

SCCIP JAPANでは、STEM教育やプログラミング教育を導入したい学習塾・保育園・学童保育・教育施設向けに、
研修・教材・運営ノウハウを一括提供するメンバーシップ制度(加盟店・フランチャイズ)をご用意しています。

カリキュラムは埼玉大学STEM教育研究センターとの連携により開発されており、
現在、国内10教室以上、海外(インド・スリランカ・タイ・アメリカ)でも直営教室を展開。
導入後も継続的な運営支援を行い、教育の質と安定を両立させます。

▶ 加盟・導入のご相談はこちらからお問い合わせください。
👉 https://sccip-jp.com/contact/


お問い合わせ・会社情報

株式会社 SCCIP JAPAN(スキップ ジャパン)
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-17-15 ヨシダFGビル
担当: 勝村
TEL: 03-6256-9406
MAIL: info@sccip-jp.com

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