株式会社 SCCIP JAPAN

放課後児童クラブの新年度準備を1月から4月まで時期別の表で整理。活動計画の立て方、持ち物リスト、保護者案内の作成、外部講師の継続クラスを年度初めに組み込む手順と費用の目安まで、支援員・運営者向けに実務的に解説します。

放課後児童クラブの新年度準備|時期別スケジュールとプログラムの組み立て方

新年度準備は1月〜4月第1週を4区分し、活動計画・持ち物や環境整備・保護者案内の3系統に分けて逆算するのが目安です。外部講師の見積もりと日程仮押さえは1〜2月に動かすと、3月は書類と受け入れ準備に集中できます。

この記事でわかること

  • 準備が後ろ倒しになりやすい4つの構造的な要因
  • 1月〜4月第1週の時期別タスクと完了の目安
  • 活動計画・持ち物・保護者案内を3系統で管理する方法
  • 外部プログラム依頼時に確認したい費用や催行条件の項目

年度末から新年度にかけての放課後児童クラブは、在籍児童の入れ替わり、支援員の配置調整、保護者への案内配布、年間の活動計画づくりが一斉に重なる時期です。新1年生の受け入れ準備を進めながら、日々の育成支援も止められない——「気づけば4月になっていて、プログラムの中身まで手が回らなかった」という状況になりやすいのではないでしょうか。

この記事では、放課後児童クラブの新年度準備を「いつ・何を・どこまで決めておくか」という時期別のスケジュールに絞って整理します。活動計画・持ち物・保護者案内という3つの柱を表で見比べられるようにし、あわせて外部講師による継続プログラムを年度初めの計画に組み込む流れと費用の目安も紹介します。年間計画そのものの立て方ではなく、「新年度が始まるまでの逆算」に特化した内容です。

新年度準備でつまずきやすいポイントを先に把握する

放課後児童クラブの新年度準備は、毎年同じ時期に同じ作業が発生するにもかかわらず、現場では「気づいたら3月末になっていた」という状況が起きやすい業務です。これは支援員の段取りの問題というより、放課後児童クラブという事業の構造そのものに、準備を後ろ倒しにする要因がいくつも組み込まれているためと考えられます。まずは、どこでつまずきやすいのかを先に言語化しておくと、1月からの動き方が変わります。

慌ただしさを生む4つの構造的な要因

  • 新1年生の人数確定が年度末までずれ込む:入所申請の締切後も、転入・辞退・就労状況の変更などで名簿が動くため、支援単位の分け方や保育室のレイアウトを決め切れない。
  • 支援員の異動・新規採用と重なる:年度替わりは人の入れ替わりが集中する時期。新任支援員への引き継ぎや研修が、活動計画づくりと同時並行になる。
  • 保護者向け書類に印刷・配布の締切がある:年間予定表、持ち物一覧、緊急連絡票などは小学校の入学説明会や始業式のタイミングに合わせる必要があり、逆算の起点が外部で決まってしまう。
  • 年間の活動内容が後回しになる:人員と書類の対応が優先され、「何をして過ごすか」という育成支援の中身の検討が、結果的に最後に残りやすい。

運営計画づくりは年度初めの実務として位置づけられている

厚生労働省の「放課後児童クラブ運営指針」では、公的資料で確認できる範囲として、育成支援の内容に子どもが自主的に遊びや生活ができる環境づくりが挙げられ、あわせて年間・月間などの運営計画を作成することが示されています。つまり、活動計画は「余裕があれば作るもの」ではなく、年度初めに整えておくべき実務の一部ということになります。だからこそ、人員対応や書類作業に押し出されないよう、あらかじめ時間を確保しておく必要があります。

新年度準備は「やることが多い」のではなく「締切の異なる3種類の作業が同じ月に重なる」ことが本質です。系統ごとに分けて管理すると、抜け漏れが大きく減ります。

準備を3系統に分けて管理する

本記事では、新年度準備を次の3つの系統に整理して進めます。それぞれ締切の決まり方も担当者も異なるため、1枚のToDoリストにまとめるより、系統別に管理したほうが進捗を把握しやすくなります。

系統 主な内容 締切の決まり方
活動計画 年間・月間の活動、週のリズム、学年差への配慮、外部講師の手配 内部で設定(ゆえに後回しになりやすい)
持ち物・環境整備 ロッカー配置、備品発注、保育室レイアウト、教材の補充 在籍名簿の確定に連動
保護者案内 年間予定表、持ち物一覧、緊急連絡票、利用時間の確認 入学説明会・始業式など外部日程に連動

このうち、年度初めにもっとも後回しになりやすいのが活動計画です。特に低学年と高学年が同じ空間で過ごすクラブでは、学年差に対応する活動設計を早めに検討しておくと、4月以降の現場運営がぐらつきにくくなります。次のセクションでは、1月から3月までの時期別スケジュールを具体的に見ていきます。

新年度の体験活動、取り入れ方に合う進め方は?

3つの質問で、クラブに合う外部プログラムの始め方がわかります(約30秒)

質問 1 / 3

年間計画での位置づけは?

当てはまる方を選んでください

質問 2 / 3

外部講師の予算の考え方は?

当てはまる方を選んでください

質問 3 / 3

支援員の体制で当てはまるのは?

当てはまる方を選んでください

診断結果:単発イベントから始める進め方がおすすめです

まずは歓迎会や季節行事に合わせた単発イベントで、子どもたちの反応や当日の動線を確かめる進め方が合いそうです。費用は1.5〜2.5万円〜が目安です(内容・人数により異なります)。実施後に学年差への対応や所要時間を振り返っておくと、次年度の活動計画に載せるかどうかの判断材料になります。日程は早めに仮押さえしておくと調整しやすくなります。

出張レッスン「コトコレクション」に相談する

診断結果:継続クラスで定着させる進め方がおすすめです

曜日ごとに活動の性質を固定する週のリズムへ、外部講師の枠を一つ組み込む形が合いそうです。費用は1回1万円〜が目安です(内容・回数により異なります)。同じ流れを重ねることで、子どもも支援員も見通しを持ちやすくなり、毎回の活動内容を現場で考える負担も軽くしやすくなります。年間予定表や保護者案内にも記載しやすく、年度初めの計画に組み込みやすい形です。

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1月〜3月:新年度準備の時期別スケジュール表

放課後児童クラブの新年度準備は、3月に一気に進めようとすると必ず無理が出ます。利用申込の受付、支援員の配置、保護者向け書類、新1年生の受け入れ準備が同じ時期に重なるためです。そこで、1月・2月・3月前半・3月後半〜4月第1週の4区分に分け、「いつまでに何を終えるか」を逆算して置いていくと、プログラムの検討にも時間を割けるようになります。

1月〜3月:新年度準備の時期別スケジュール表のイメージ
時期 主なタスク 完了の目安
1月 次年度の利用申込受付/在籍見込みの把握/年間テーマの方向性の検討/外部プログラムの候補洗い出し・見積もり依頼 1月末までに候補事業者2〜3社へ問い合わせを済ませる
2月 利用児童数の確定見込み/支援員の配置検討/年間行事カレンダーの骨子作成/外部講師との日程仮押さえ 2月末までに年間行事の骨子と外部日程の仮押さえを完了
3月前半 保護者向け案内文書の作成・印刷/持ち物リストの確定/名簿・緊急連絡先・アレルギー情報の更新準備 3月中旬までに配布物を印刷し終える
3月後半〜4月第1週 新1年生の受け入れ準備/室内レイアウトの変更/初回説明会/プログラム初月分の詳細決定 開所初日の前日までに動線と初週の活動を確定

各時期で特に落としやすいチェック項目

表の流れに沿って、現場で抜けやすい確認ポイントを挙げておきます。前年度の記録を見返しながら、担当者を決めて潰していくと取りこぼしが減ります。

  • 在籍見込みは「継続児童+新1年生の申込数+年度途中の退所見込み」で幅を持たせて把握する
  • 外部プログラムの見積もりは、1回あたりの費用だけでなく最少催行人数・機材の持ち込み有無・キャンセル規定まで確認する
  • 支援員の配置は、長期休業期間(春・夏)の勤務可否も合わせて2月中に聞き取る
  • 保護者案内には、開所時間・おやつ・持ち物・欠席連絡の方法・年間の主な行事予定を必ず入れる
  • アレルギー情報と緊急連絡先は、様式を更新して「新年度版」で提出し直してもらう
  • 新1年生は学校からの移動経路・到着時刻の確認と、ロッカーや靴箱の表示を先に用意する

年間テーマと行事カレンダーは2月中に骨子まで

年間テーマは細部まで決め込む必要はなく、「ものづくり」「からだを動かす」「地域とのつながり」といった大きな柱を2〜3本置く程度で十分です。その柱に、季節行事と外部講師による体験型の回を当てはめていくと、年度途中の活動ネタ切れを防ぎやすくなります。学年差への配慮が必要な活動は、異年齢交流の進め方も踏まえて、低学年と高学年の関わり方を骨子段階で想定しておくと安心です。

3月に慌てないために、外部との調整は1〜2月に動かすのが鉄則です。

外部講師や体験プログラムの事業者は、年度初めに依頼が集中しやすい時期です。見積もり依頼と日程の仮押さえだけでも早めに動かしておくと、3月は書類と受け入れ準備に集中できます。

活動計画の組み立て方:週のリズムと学年差への配慮

新年度の活動計画は、1年分を一気に埋めようとすると現場が回らなくなります。まずは4月〜6月の3か月だけを設計すると割り切ると、無理のない形に落ち着きます。特に4月は、新1年生が学校生活そのものに慣れる途中の時期です。クラブでの行事や制作を詰め込むより、自由遊びと生活づくり(荷物の置き場所、手洗い、帰りの支度、おやつの流れ)の時間を厚めに取る設計をおすすめします。

目安としては、4月は自由遊びと生活指導を全体の6〜7割、5月以降に制作や体験活動の比率を少しずつ上げていく流れです。行事を入れる場合も、4月は歓迎会など短時間で終わるものに絞ると、支援員の負担も分散できます。

週のリズムの例

毎日違うことをするより、曜日ごとに活動の性質を固定したほうが、子どもも支援員も見通しを持てます。以下は一例です。

曜日 活動の性質 ねらい
月 自由遊び中心+宿題タイム 週の始まりの疲れに配慮し、自分のペースで過ごす
火 制作・体験活動(外部講師枠も可) 手を動かす活動で集中する時間をつくる
水 外遊び・体を動かす遊び 運動量を確保し、異学年で遊ぶ機会をつくる
木 読書・静かな遊び 落ち着いた環境で過ごす選択肢を用意する
金 季節行事・みんなで遊ぶ日 集団での達成感や交流の機会をつくる

この枠は「固定」ではなく「初期設定」として扱い、4月末の様子を見て入れ替える前提にしておくと運用しやすくなります。

学年差をどう吸収するか

1年生から4〜6年生までが同じ空間で過ごす前提では、全員一律の活動だけだと物足りなさや難しさが生まれます。上級生に「お手伝い役」ではなく役割を用意すると、場が安定しやすくなります。

  • 制作活動で、上級生が材料配りや道具の使い方の説明を担当する場面をつくる
  • 外遊びでルールを決めるとき、上級生に低学年でも参加できるルール案を考えてもらう
  • 同じテーマでも難易度を2段階用意し、上級生は条件付き(高さ・時間・テーマ縛り)に挑戦できるようにする
  • 読書・宿題タイムは学年で場所を分け、静かに取り組みたい子の環境を守る
  • 上級生だけの時間(高学年ミーティング等)を月1回設け、クラブ運営への意見を出す場にする

こうした役割づくりを通して、年下への配慮や言葉で説明する力が育まれるとされています。一方で、上級生に負担が偏らないよう、支援員が「今日は任せる/今日は自由に過ごしてよい」と線引きすることも大切です。学年差の活かし方は放課後児童クラブの異年齢交流の考え方も参考になります。

4月は「行事を減らして生活をつくる」、5月以降に体験活動を増やす。この順番だけでも、新1年生の落ち着きと支援員の余裕は大きく変わります。

そのうえで、週1コマを外部講師による体験型の継続プログラムに充てておくと、年間の見通しが立てやすくなります。毎回のネタを現場で考える負担も軽くなるため、次のセクションでは年度初めに外部プログラムを組み込む具体的な手順を整理します。

かんたん診断新年度の体験活動、取り入れ方に合う進め方は?30秒でチェック

持ち物・環境整備・保護者案内の準備リスト

新年度準備のなかでも、持ち物・室内環境・保護者案内の3つは、4月に入ってから慌てやすい領域です。特に新1年生が加わる時期は、支援員が想定している「当たり前」が家庭には伝わっていないことが多く、初日の混乱につながります。3月のうちに一覧として整理し、職員間で共有しておくことをおすすめします。

持ち物・環境整備・保護者案内の準備リストのイメージ

持ち物リストは「項目」と「備考」で整理する

持ち物は、品目を並べるだけでなく、なぜ必要か・どう準備するかまで添えると家庭での準備がスムーズになります。下記は基本的な構成例です。各クラブの運営方針や施設設備に合わせて調整してください。

項目 備考(案内文に書く内容の例)
上履き・靴袋 学校用と別に用意するか共用か。サイズ変更の時期にも注意
着替え一式 下着・靴下を含む。汚れた衣類を持ち帰る袋も合わせて
水筒 容量の目安、中身の指定(水・麦茶など)、補充の可否
帽子 屋外遊びの時期。登所時に忘れやすいため置き傘同様の予備も検討
連絡帳・出席カード 毎日持参か据え置きか、記入してもらう欄の説明
おやつ関連 アレルギー申告書、おやつ代の集金方法、代替対応の相談窓口
記名の徹底 衣類・水筒・文具すべて。記名位置の例を図や文章で示すと親切

持ち物と連絡ルールは、新1年生の保護者ほど具体的な記載が必要です。「学童に慣れている前提」の省略表現を避け、品目・サイズ・記名位置まで書き切ることが、初月の問い合わせを減らす一番の近道になります。

室内環境は動線から見直す

在籍児童数や学年構成が変わると、昨年と同じ配置では動線が詰まることがあります。3月中に一度、什器を動かす前提で点検しておきましょう。

  • 登所後の動線(手洗い→荷物置き→出席確認)が一方通行になるよう配置を見直す
  • 低学年の荷物置き場は入口に近く、背の高さに合う段に割り当てる
  • 読書コーナーやパーテーションなど、刺激から離れて落ち着ける場所を1か所確保する
  • 教材・玩具の棚卸しを行い、欠品したブロックやカードゲームの部品を補充する
  • 棚の転倒防止、破損遊具の撤去、消耗品(救急用品・消毒液)の在庫確認など安全点検を実施する
  • 学年差を考慮し、静かに過ごす区画と体を動かす区画を分けて表示する

学年ごとの過ごし方の違いについては、学童保育で低学年と高学年の活動を分ける設計の考え方も合わせて検討すると、配置の判断がしやすくなります。

保護者案内に盛り込む項目

保護者向けの文書は、種類ごとに役割を分けて作成すると情報が埋もれません。配布は入学前説明会と初回利用日の2回に分け、説明会で全体像、初回利用日に実務的な確認事項を渡す流れが整理しやすい方法です。

案内文書の種類 記載する主な内容
年間予定表 長期休業中の開所時間、行事日、閉所日、イベントの実施予定月
持ち物のお知らせ 品目一覧、記名方法、季節ごとに追加・変更になるもの
緊急時の連絡方法 災害・けが・感染症発生時の連絡手段と優先順位、引き渡しの流れ
欠席・早退の連絡ルール 連絡の締切時刻、受付方法、学校から直接帰宅する場合の扱い
年間の活動プログラム紹介 季節行事、工作や運動遊び、外部講師による体験活動の予定

年間の活動プログラム紹介は、保護者がクラブでの過ごし方をイメージする材料になり、行事への協力も得やすくなります。すべてを確定させる必要はなく、「実施を予定しています」という書き方で構いません。文書は作成後に複数名で読み合わせ、新1年生の家庭が読んで分かるかという視点で言葉を調整しておくと安心です。

外部講師の体験型プログラムを年度初めに組み込む手順

新年度の活動計画を立てる段階で、「今年は何か新しい体験活動を入れたい」と考える放課後児童クラブも多いのではないでしょうか。一方で、支援員だけで新しいプログラムを一から内製するのは、教材研究・準備・片付けまで含めると負担が大きくなりがちです。そこで選択肢になるのが、外部講師による体験型プログラムの活用です。内製と外部委託のどちらが正解ということではなく、職員体制と年間の余力を見ながら使い分ける視点が現実的です。

内製と外部講師の向き不向き

比較項目 支援員による内製 外部講師の活用
準備の負担 教材準備・下調べが必要 講師側が教材を用意する形式もある
費用 材料費が中心 講師料が別途かかる
柔軟性 日々の様子に合わせて変更しやすい 日程を事前に固定する必要がある
職員の関わり 進行役を担う 子どもの様子の見守りに集中しやすい

年度初めに組み込む6つの手順

  1. 枠を決める…年間のどの曜日・どのコマに入れるかを先に押さえる。帰所時間やおやつ、下校時刻の違いと重ならない時間帯を選ぶ。
  2. 対象学年と定員を決める…全学年一斉か、低学年・高学年で分けるかを決める。少人数で行う場合は、参加しない児童の過ごし方も同時に設計する。
  3. 複数社に問い合わせる…内容・所要時間・必要な設備・見積もりを同じ条件で聞き、比較できる形にそろえる。
  4. 単発イベントで試す…年度初めや長期休暇に1回実施し、子どもの反応や進行のしやすさを確認する。
  5. 保護者案内に記載する…年間プログラムの一部として明記し、持ち物や参加費の扱いを先に伝える。
  6. 継続クラスとして開始する…手応えがあれば、月1回など無理のない頻度から定例化する。

いきなり年間契約を結ぶのではなく、単発で一度試してから継続に移行する流れにすると、ミスマッチのリスクを抑えられます。

費用の考え方

外部講師の費用は、形式によって考え方が変わります。以下はあくまで目安で、内容・回数・地域・人数により異なります。

形式 内容の例 費用の目安
継続クラス 月1〜2回など定期的に実施 1回1万円〜
単発イベント 年度初め・長期休暇の特別活動 1.5〜2.5万円〜

予算を組む際は、講師料のほかに会場設営の手間や、当日配置する職員数も合わせて確認しておくと、実施後に「思ったより負担が大きかった」となりにくくなります。講師選定の具体的な確認項目は、外部講師の探し方と依頼時の確認項目も参考になります。

出張レッスン「コトコレクション」という選択肢

株式会社SCCIP JAPANでは、施設向けのプログラミング出張レッスン「コトコレクション」を提供しています。講師が機材・教材を持参して訪問するため、クラブ側で機材をそろえる必要がありません。レゴ®ブロックを活用した少人数制の体験型レッスンで、組み立てや動かす過程を通じて、試行錯誤する力や友達と相談しながら進める姿勢が育まれるとされています。

  • 月1回などの継続クラス、年度初めや長期休暇の単発イベントのどちらにも対応
  • 学年差のある集団でも、作る内容の難易度を調整しやすい
  • 放課後等デイサービスや児童発達支援でも相談可能(療育上の効果を保証するものではなく、活動の一つとしての位置づけです)

年度初めは枠が埋まりやすい時期のため、実施を検討する場合は1〜2月のうちに日程の候補を複数用意して問い合わせておくと、調整がスムーズです。

新年度スタート後1か月の振り返りと調整

新年度の準備は、4月に新しい体制が動き出した時点で完了ではありません。実際に子どもたちが過ごし始めると、計画段階では見えなかったずれが必ず出てきます。活動時間が長すぎて後半に集中が切れる、持ち物のルールが新1年生の家庭に伝わりきっていない、支援員の動線が重なって特定の時間帯だけ手が足りない——こうした小さなほころびを4月のうちに拾い、5月以降の計画に反映できるかどうかが、その年度全体の落ち着き方を左右すると考えられています。

4月中に確認したい5つの観点

日々の運営に追われると振り返りは後回しになりがちです。観点をあらかじめ絞っておくと、短時間のミーティングでも確認が進みます。

  • 新1年生が居場所を見つけられているか:一人で過ごす時間が続いている子、トイレや水分補給を言い出せない子がいないかを、特定の支援員だけでなく複数の目で見る
  • 持ち物のルールが浸透しているか:記名漏れ、おやつや水筒の扱い、忘れ物の多い品目を洗い出し、必要なら案内文を4月中に出し直す
  • 活動時間の長さは適切か:設定した活動が長すぎないか、逆に短すぎて手持ち無沙汰の時間が生まれていないか
  • 支援員の人数配置に無理がないか:来所が集中する時間帯、宿題対応と遊びの見守りが重なる時間帯の負荷を確認する
  • 保護者からの問い合わせが多い項目は何か:同じ質問が繰り返されている項目は、案内方法そのものを見直すサインとして扱う

4月の振り返りは「うまくいかなかった点探し」ではなく、「5月以降の計画をどう書き換えるか」を決める作業です。気づいた時点で記録し、次の計画に反映する流れを仕組みにしておくことが大切です。

記録と共有のしかた

気づきは、その場で共有されないまま流れてしまうことがほとんどです。日誌の末尾に「気づき欄」を一行設ける、A4一枚の簡易な振り返りシートを月末に全員で記入するなど、負担の小さい形で蓄積する仕組みをつくります。記録する際は「◯年生の男児が落ち着かない」といった主観的な評価ではなく、「15時30分の宿題時間に離席が続いた」のように、時間・場面・行動という事実ベースで残すと、後から読んだ支援員にも状況が伝わります。

時期 見直す項目 反映先
4月第2週 新1年生の生活の流れ、持ち物のルール 保護者への追加案内、日課表の時間調整
4月末 活動時間の長さ、学年差への対応、人員配置 5月の週間プログラム、シフト表
5月中旬 連休明けの子どもの様子、欠席・遅刻の傾向 6月の活動計画、個別の声かけ方針
5月末〜6月初旬 保護者からの問い合わせ傾向、行事の準備状況 夏休みプログラムの企画、外部依頼の検討

外部プログラムは実施直後に記録する

年度初めに取り入れた体験型のプログラムについても、実施後すぐに支援員側で記録を残しておくと、翌年度の計画づくりがぐんと楽になります。講師から提供される報告とは別に、現場だからこそ見える情報を書き留めておきましょう。

  • 参加した学年と人数、集中が続いた時間の目安
  • 低学年と高学年で反応がどう違ったか
  • 準備・片付けに実際にかかった時間と、必要だった支援員の人数
  • 当日に出た保護者や子どもからの反応、次回への要望

こうした記録は、学年差を活かす活動の工夫を考えるうえでの材料にもなります。年度末にまとめて思い出そうとすると細部が曖昧になるため、実施から数日以内に数行でも残しておくことをおすすめします。4月の振り返りと記録の習慣が、翌年の新年度準備の出発点になります。

かんたん診断新年度の体験活動、取り入れ方に合う進め方は?30秒でチェック

まとめ:新年度準備は逆算と早めの外部調整がカギ

放課後児童クラブの新年度準備は、4月に入ってから動き出すとどうしても後手に回ります。1月の時点で「何を、いつまでに決めるか」を逆算しておくことが、年度初めの混乱を抑える最大のポイントです。ここまでの内容を、実務の流れに沿って整理します。

時期別タスクの再確認

時期 主なタスク
1月 年間の大枠と行事の候補出し/外部プログラムの問い合わせ開始
2月 新1年生の受入人数の見込み整理/外部講師の日程・費用の仮押さえ
3月 週の活動リズム確定/持ち物・保護者案内の配布/室内環境の整備
4月 負荷を抑えた助走期間として運営/月末に振り返りと調整

押さえておきたい実務のポイント

  • 準備は「活動計画」「環境・持ち物」「保護者対応」の3系統に分けて管理すると、抜けが見えやすくなります
  • 4月は新1年生が生活リズムに慣れる時期のため、行事を詰め込まず、短時間で区切れる活動を中心に組み立てます
  • 学年差への配慮は、同じ活動でも難易度を分ける・役割を変えるなどの工夫で対応します。詳しくは低学年と高学年の活動の分け方も参考になります
  • 外部講師を使った体験型プログラムは、日程が埋まる前の1〜2月に相談を始めるのが現実的です
  • 4月末に支援員同士で振り返りを行い、5月以降の計画に反映します

新年度準備で最も戻しにくいのは「外部との日程調整」です。内部で決められることは後からでも調整できますが、講師の日程確保だけは早めに動いた分だけ選択肢が広がります。

体験型プログラムを年間計画に入れるなら

株式会社SCCIP JAPANでは、放課後児童クラブや学童保育、放課後子ども教室などの施設に講師が出向く出張レッスン「コトコレクション」を提供しています。レゴ®ブロックを活用した少人数制の体験型レッスンで、組み立てや試行錯誤を通して創造性・論理的思考・コミュニケーションといった力が育まれるとされています。機材・教材は講師が持参するため、施設側で特別な備品を用意する必要はありません。

形式 向いている場面 費用の目安
継続クラス 年間プログラムに定期的に組み込む 1回1万円〜
単発イベント 長期休みや行事のアクセントに 1.5〜2.5万円〜

※費用は内容・地域により異なります。実施回数や人数の条件とあわせて、個別にご相談ください。

新年度の活動計画に体験型のプログラムを取り入れたいとお考えでしたら、日程が決まりきる前の早めのタイミングでご相談ください。実施形式や回数、当日の流れについて、施設の状況に合わせてご案内します。出張レッスン「コトコレクション」へのお問い合わせ・ご相談をお待ちしています。

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