株式会社 SCCIP JAPAN

放課後子ども教室の講座チラシの作り方を、日時・対象学年・定員・持ち物・保護者同意・写真利用の記載項目チェックリストで整理。学校経由配布の段取りやプログラミング講座の記載例、申込書の作り方まで実務目線で解説します。

放課後子ども教室の講座チラシの作り方|記載項目チェックリストと配布手順

放課後子ども教室の講座チラシは、告知・保護者の判断材料・同意取得の記録という3つの役割を担う書類です。日時や会場、対象学年、参加費、持ち物、帰宅方法などの項目をひな型で固定し、学校や教育委員会の確認を経て配布する流れが基本とされています。

この記事でわかること

  • チラシが担う告知・判断材料・記録という3つの役割
  • 全講座共通で確認したい記載項目のチェックリスト
  • 必須/推奨/問い合わせを減らす項目への優先度分け
  • 帰宅方法・見学可否など書き漏れやすい項目の注意点

放課後子ども教室で新しい講座を企画したとき、最初の関門になるのが参加児童への案内チラシです。「内容は決まったのに、どこまで書けばいいのか分からない」「学校経由で配ってもらうには、いつまでに何を用意すればいいのか不安」と感じるコーディネーターの方もいるのではないでしょうか。チラシは単なる告知物ではなく、保護者が参加を判断する材料であり、同時に当日の事故やトラブルを防ぐための事前説明の役割も担っています。

この記事では、放課後子ども教室の講座チラシの作り方を、記載項目のチェックリスト・レイアウトの考え方・学校経由配布の段取り・申込書と同意欄の作り方という順で、実務に落とし込める形で整理します。後半では、近年ニーズが高まっているプログラミング講座を例に、チラシへの書き方と機材持参型の出張レッスンという選択肢についても中立に触れます。初めて講座を立ち上げる方も、毎年の案内を見直したい方も、手元の原稿と照らし合わせながら読み進めてください。

放課後子ども教室のチラシが果たす3つの役割

放課後子ども教室の講座チラシを作るとき、多くの現場でまず意識されるのは「どうすれば参加したいと思ってもらえるか」という集客の視点ではないでしょうか。もちろんそれも大切ですが、チラシを集客物とだけ捉えると、持ち物や送迎、費用、安全面といった実務的な情報が抜け落ち、申込後の問い合わせ対応に追われることになりがちです。放課後子ども教室のチラシは、告知・判断材料・記録という3つの役割を同時に担う書類だと考えると、記載漏れが起きにくくなります。

役割1|講座内容の告知

どんな講座を、いつ、どこで、どの学年を対象に行うのかを伝える役割です。タイトルと一行の説明だけで「子どもが何をするのか」が想像できるかどうかが分かれ目になります。工作なら作るもの、運動なら体を動かす内容、プログラミングなら何を動かすのかまで書くと、保護者も子どもも参加後のイメージを持ちやすくなります。

役割2|保護者が参加可否を判断する材料

保護者は「申し込むかどうか」を、興味だけでなく生活の都合で判断します。終了時刻と下校方法、雨天時の扱い、持ち物、費用の有無、アレルギーや安全面の配慮といった情報がそろって初めて判断できます。ここが曖昧だと、問い合わせが運営側に集中します。

役割3|同意取得と事前説明の記録

申込書と一体になったチラシは、保護者に何を説明したかを示す記録でもあります。活動中の写真の取り扱い、けがや体調不良時の対応、キャンセル時の連絡先などを書面に残しておくことで、後から認識の食い違いが生じにくくなります。

読み手は保護者だけではない

放課後子ども教室は学校施設を使い、自治体事業として実施されることが多いため、チラシは保護者のほかに学校の管理職や担当教員、教育委員会の担当者の目にも触れます。立場によって気にするポイントが異なるので、どの読み手にも答えられる構成にしておくと差し戻しが減ります。

読み手 特に見るポイント チラシでの対応
保護者 終了時刻・下校方法・持ち物・費用・安全面 日時と下校の扱いを目立つ位置に。費用は有無も明記
学校(管理職・担当教員) 使用教室・片付け・児童の動線・学校との役割分担 会場と活動場所、終了後の原状回復の扱いを記載
教育委員会・事業担当 事業名の表記・対象学年・保険や安全管理の記載 主催者名と事業名、問い合わせ先を正確に書く
外部講師・ボランティア 実施内容・人数・準備物の範囲 定員と活動内容を具体的に書き、打合せ資料と統一

チラシは、当日の口頭説明を先回りして文書にしたものです。「配布後に電話で説明することになりそうな内容」は、最初からチラシに書いておくのが原則です。

作成前に、次の点を確認しておくと作業がスムーズです。

  • その講座は単発か継続か(継続なら全回の日程を一覧で示す)
  • 費用が発生するか、材料費の扱いはどうなるか
  • 申込は先着か抽選か、締切と結果連絡の方法
  • 写真・動画の撮影と使用範囲について保護者に何を伝えるか
  • 学校・教育委員会の確認を経てから配布する流れになっているか

特に講座の内容そのものは、年間の計画段階で決まっていることが多いため、年間講座のジャンル配分を踏まえて早めに原案を用意しておくと、確認と修正に余裕を持って臨めます。次の章では、実際に書き漏れを防ぐための記載項目を一覧で整理します。

放課後子ども教室に合う講座の進め方は?

3つの質問に答えるだけで、単発イベント型と継続クラス型のどちらが合うかが分かります。(約30秒)

質問 1 / 3

今回の講座の位置づけは?

当てはまる方を選んでください

質問 2 / 3

チラシに書く日程は?

当てはまる方を選んでください

質問 3 / 3

講師や機材の手配は?

当てはまる方を選んでください

診断結果:まずは単発イベントで試す進め方がおすすめです

初回は単発の体験イベントとして企画し、児童の反応や会場の動線、必要な準備物を確かめる進め方が向いています。チラシも1日分の日時と持ち物を書けばよく、学校や所管課への相談も通しやすくなります。機材持参型の出張レッスンなら、教室側の準備は会場確保が中心です。単発イベントは1.5〜2.5万円〜が目安です(内容・人数により異なります)。実施後の記録を次回の企画書に生かせます。

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診断結果:継続クラスで定着させる進め方がおすすめです

対象学年や曜日が固まっており、年間計画に位置づけられるなら、継続クラスとして組む進め方が合っています。全回の日程を一覧で示せるため保護者も予定を立てやすく、同じ講師が入ることで前回の続きから進められます。申込や同意の様式も一度整えれば使い回せます。継続クラスは1回1万円〜が目安です(内容・回数により異なります)。まずは年間の講座構成と合わせてご相談ください。

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チラシ記載項目チェックリスト|最低限これだけは書く

放課後子ども教室の講座チラシの作り方で最初につまずきやすいのが「書き漏れ」です。デザインより先に、記載項目を固定したひな型を作っておくと、講座が変わっても同じ精度で案内が出せます。まずは、どの講座でも共通して確認したい項目を一覧にしておきましょう。

チラシ記載項目チェックリスト 最低限これだけは書くのイメージ

全講座共通の記載項目チェックリスト

  • 日時:開催日、集合時刻と終了時刻を分けて明記。雨天時や警報発令時の扱い(中止・延期・順延日)も一行添える
  • 会場:学校名と具体的な部屋名(例:多目的室)、集合場所、昇降口と下足の扱い(上履きのまま入るか・靴袋が必要か)
  • 対象学年:「1〜3年生」「全学年」など、ぼかさず数字で書く
  • 定員と選考方法:抽選か先着か、抽選日と結果の通知方法、きょうだい同時申込の扱い
  • 参加費と集金方法:無料か実費か、教材費の有無、当日集金か事前かお釣りの要否
  • 持ち物:上履き・水筒・タオル・筆記用具・汚れてもよい服装など
  • 申込締切と申込方法:締切日時(「○月○日(金)17時必着」のように時刻まで)、提出先(担任・事務室・専用ポスト・フォーム)
  • キャンセル時の連絡先と連絡期限
  • 保護者の送迎・帰宅方法:お迎え必須か、集団下校か、自力帰宅を認める範囲
  • アレルギー・配慮が必要な場合の申告欄:記入欄を申込票に設け、事前相談の窓口も示す
  • 写真・動画の利用可否:撮影の有無と用途、同意の確認方法
  • 緊急連絡先と当日の連絡手段:中止判断を何時までにどこで知らせるか
  • 主催・問い合わせ先:主催者名、担当者、受付可能な時間帯

必須/推奨/問い合わせを減らす項目に分ける

全部を同じ大きさで書くと紙面が窮屈になります。優先度で3分類し、表面に必須項目、裏面や申込票側に補足を回すと読みやすくなります。

項目 区分 書き方のコツ
日時・会場・対象学年・定員 必須 見出しのすぐ下にまとめ、曜日と時刻を必ず併記する
参加費・持ち物・申込締切 必須 金額は「教材費として一人○円」など内訳が分かる書き方に
選考方法・きょうだいの扱い 推奨 抽選なら結果連絡の日と手段(通知文・電話)まで書く
配慮事項の申告欄 推奨 「事前にご相談ください」と窓口を明示し、記入を促す
雨天・警報時の対応 問い合わせが減る 「当日7時時点で警報発令の場合は中止」など判断基準を数値化
終了後の帰宅方法 問い合わせが減る お迎えの集合場所と時刻、遅れる場合の連絡先を明記
見学・保護者同伴の可否 問い合わせが減る 「保護者の見学は可/教室後方でお願いします」と条件まで

書き漏れやすい3項目

経験上、問い合わせ電話が集中するのは次の3点です。チラシ完成前に必ず読み合わせで確認しておくと安心です。

  1. 終了後の帰宅方法:お迎えか自力帰宅か。下校班との関係や、迎えが遅れたときの待機場所まで決めておく
  2. 見学の可否:保護者やきょうだいの同伴を認めるか。会場の広さと安全管理の観点から事前に線引きする
  3. 作品の持ち帰り:工作やプログラミング講座では、持ち帰る作品の有無と大きさ、袋の要否を書く

チラシは「読まなくても分かる」ではなく「読めば必ず書いてある」状態を目指します。問い合わせの多かった質問を翌年のひな型に追記していくと、年々精度が上がります。

なお、講座ごとに持ち物や所要時間が変わるため、年間の講座構成を決める段階でチラシ項目も併せて整理しておくと効率的です。ジャンル配分や学期ごとの配置は年間講座バランスの組み方も参考にしてください。

保護者同意と写真利用の書き方|トラブルを避ける表現

チラシ兼申込書で最もトラブルになりやすいのが、同意に関する記載です。「言った・聞いていない」を防ぐには、口頭説明ではなく紙に残る形で、保護者が内容を読んで選べる構成にしておくことが基本になります。ここでは(1)参加同意、(2)健康状態・配慮事項、(3)写真・動画の利用、の3点に分けて書き方を整理します。

(1)参加同意欄|活動内容・移動・緊急時対応をセットで書く

「参加に同意します」とだけ書かれた欄では、何に同意したのかが特定できません。同意の対象を具体的に列挙し、その下に保護者署名欄を置く形が実務上わかりやすい形です。

  • 活動内容:当日実施する内容(工作・運動・プログラミング体験など)と使用する道具
  • 移動の有無:教室から体育館・校庭など別棟へ移動する場合はその旨と引率体制
  • 緊急時の対応:けが・体調不良時に応急処置を行い、保護者へ連絡のうえ必要に応じて医療機関を受診する場合があること
  • 中止・変更:荒天時や講師都合による中止・日程変更の連絡方法

あわせて緊急連絡先を2つ記入してもらい、当日つながる番号かどうかを確認しておくと安心です。放課後子ども教室の安全管理とボランティア研修の体制とそろえて記載すると、説明に一貫性が出ます。

(2)健康状態・配慮事項の申告欄

食物アレルギー、持病、服薬、聴こえ・見え方、集団活動での配慮など、当日の進行に関わる情報を書いてもらう欄です。記入を強制する印象にならないよう、「活動中の安全配慮のためにうかがいます」と目的を添えます。自由記述だけでなく、該当項目にチェックを入れる形にすると記入漏れが減ります。

  • 記載例:「活動中に配慮が必要なこと(アレルギー・持病・服薬・その他)がありましたらご記入ください。安全配慮の目的でのみ使用し、講師・スタッフ間で共有します。」

(3)写真・動画の撮影と利用範囲の同意

写真利用は「撮ってよいか」だけでなく、誰が撮るか/何に使うか/掲載しない選択ができることの3点を明記するのが要点です。可・不可を保護者が選べるチェック欄形式にすると、意思表示が記録として残ります。

明記する項目 記載の例
撮影者 市(教育委員会)職員・コーディネーター・外部講師
利用先 広報紙/自治体ホームページ/活動記録(内部保管のみ)
選択方法 利用先ごとに「可/不可」にチェック
不同意の扱い 掲載しない選択をしても参加に影響はない旨
  • 記載例:「活動の様子を撮影し、□広報紙 □市ホームページ □活動記録のみ に使用します。使用を希望されない場合は『不可』にチェックしてください。参加には影響しません。」

写真の同意は「一括で可/不可」ではなく、利用先ごとに選べる形にしておくと、後からの確認や差し替え依頼にも対応しやすくなります。

外部講師が撮影する場合の取り決め

外部の事業者が講師を務める場合、講師側が実績紹介のために撮影を希望することがあります。事前に利用範囲を取り決め、その内容をチラシの同意欄にも反映させておきます。

  1. 講師側が撮影するか、自治体側の撮影データを共有するかを決める
  2. 講師側が利用する場合、利用先(自社サイト・報告書など)と顔の写り方の扱いを確認する
  3. 決まった内容をチラシの同意欄の文言に反映し、口頭説明と食い違わないようにする

個人情報の利用目的・保管期間・事業終了後の廃棄方法については、各自治体の個人情報保護に関する規程や委託契約の定めに従う旨をチラシの末尾に一文入れておきます。法的な解釈を独自に判断せず、担当課に確認したうえで文言を確定させることが、結果的に最も確実な進め方です。

かんたん診断放課後子ども教室に合う講座の進め方は?30秒でチェック

学校経由で配布してもらうまでの段取り【手順で解説】

放課後子ども教室のチラシは、学校を通じて児童に配ってもらう形が一般的です。ただし学校は日々の教育活動で手一杯であり、「印刷したので配ってください」と直前に持ち込んでも対応してもらえないことがあります。配布は学校の協力があって初めて成立するものと考え、企画段階から逆算して動くことが大切です。ここでは、企画の確定から申込受付までの流れを手順で整理します。

学校経由で配布してもらうまでの段取り【手順で解説】のイメージ

配布までの8ステップ

  1. 講座の企画概要を固める…日時・回数・対象学年・定員・会場・持ち物・参加費の有無に加え、安全管理体制(スタッフ配置、けが・急病時の対応、保険加入)まで決めておきます。学校に相談する際、必ず確認される項目です。
  2. 教育委員会・事業担当課へ事前相談…放課後子ども教室は自治体の事業として実施されるため、所管課への企画内容の報告と承認が先です。予算の裏付けもこの段階で確認します。
  3. 学校へ配布依頼の相談…窓口は教頭や担当教員であることが多く、まず口頭で趣旨を伝え、その後に企画書とチラシ案を提出する流れがスムーズです。
  4. チラシ原稿の確認・修正…学校名の表記、主催者名、問い合わせ先、公印や校長名の記載が必要かどうかを確認します。学校によっては「学校は主催ではない」旨の明記を求められる場合があります。
  5. 必要部数の確認…対象学年のクラス数×在籍人数に、予備(きょうだい分・破損分・掲示用)を加えて算出します。学年ごとの人数は学校に確認しましょう。
  6. 納品・仕分け…学年別・クラス別に数えて輪ゴムで束ね、付箋で「3年1組 32枚」などと明記して届けます。学校側の作業を減らす配慮が、次回以降の協力につながります。
  7. 配布日と回収方法の確認…いつ児童に手渡されるか、申込書を学校経由で回収するのか、直接郵送・電子申請かを事前に取り決めます。学校に回収負担をかけない方式が望ましい場合もあります。
  8. 申込受付と欠員対応…締切後に定員割れがあれば、追加募集の掲示やきょうだい枠での声かけを行います。キャンセル待ちの連絡順も決めておくと混乱しません。

逆算スケジュールの目安

時期の目安 やること
開催2〜3か月前 企画書・予算の確定、講師や外部事業者への打診、教育委員会への相談
開催1.5か月前 学校へ配布依頼の相談、チラシ原稿の確認・修正、必要部数の確認
開催1か月前 印刷・仕分け・納品、学校での配布、掲示板やホームページでの告知
開催2週間前 申込締切、名簿作成、欠員対応、講師との最終打ち合わせ
開催1週間前 参加決定通知の配布、会場・教材・安全体制の最終確認

学校の配布には「毎月○日はおたより配布日」といった校内ルールがある場合があります。原稿が完成してから相談するのではなく、企画段階で配布可能日を押さえておくと手戻りがありません。

なお、ここで示した時期はあくまで一例です。手順や締切、必要書類は自治体・学校によって大きく異なるため、必ず所管課と学校に事前確認してください。講師手配や年間の業務の流れとあわせて整理したい場合は、放課後子ども教室コーディネーターの役割と年間業務もあわせて確認しておくと、配布時期の見通しが立てやすくなります。

プログラミング講座のチラシ記載例と外部講師の活用

放課後子ども教室の講座の中でも、プログラミングは保護者の関心が高いジャンルのひとつです。小学校では2020年度からプログラミング教育が必修化されており、「学校の授業についていけるか気になる」と考えるご家庭もあるのではないでしょうか。ただし、チラシに効果を書く際は慎重さが必要です。「論理的思考力が身につきます」と断定するのではなく、「試行錯誤しながら順序立てて考える経験につながるとされています」といった表現にとどめるほうが、公的事業のチラシとしては適切です。

プログラミング講座のチラシに固有の記載項目

一般的な講座の記載項目に加えて、プログラミング講座では「機材」と「経験差」に関する情報が欠かせません。ここが書かれていないと、問い合わせ対応に追われることになります。

  • 使用する機材:教室で貸し出すのか、家庭から持参が必要なのかを明記する
  • 1人1台かグループ活動か:共同作業の有無で、参加後のイメージが大きく変わる
  • 作品の持ち帰り:作ったものを持ち帰れるのか、データのみ保存なのかを書く
  • 保護者の見学可否:可の場合は立ち見か席ありか、人数制限の有無まで
  • 経験不問であること:「パソコンを触ったことがなくても参加できます」と一文入れる
  • 当日の服装・持ち物:動きやすい服装、飲み物、上履きなど

保護者が不安に思いやすいのは「うちには機材がないけれど参加できるのか」「経験のある子に置いていかれないか」の2点です。この2つに先回りして答える一文があるだけで、申込のハードルは下がります。

記載例(抜粋)

たとえば次のような書き方であれば、誇張せずに内容が伝わります。「ブロックを組み立てて動かす、はじめてのプログラミング体験です。パソコンやタブレットは教室でお貸しします(1グループ2〜3人で1台)。作った作品は授業の最後に分解しますので、持ち帰りはありません。保護者の方は後方での見学が可能です。パソコンの操作経験は必要ありません。」

自前で実施するか、外部講師に依頼するか

プログラミング講座は、機材と指導人員の確保が最大のハードルです。どちらの方法にも向き不向きがあるため、教室の体制に合わせて選びます。

比較項目 自前で実施 外部講師に依頼
準備の手間 教材研究・進行台本づくり・事前リハーサルが必要 打ち合わせと会場準備が中心で負担は軽い
機材 購入・保管・充電や更新の管理まで自教室で負う 講師が持参する形式なら保管場所が不要
当日の運営 スタッフが指導と安全管理を兼務し人手が要る 指導は講師、見守りはスタッフと役割分担しやすい
費用感 初期の機材費が大きく、回数を重ねるほど単価は下がる 1回ごとの謝金が発生し、予算計上が読みやすい

単発のイベントとして年1〜2回実施するなら外部委託、年間を通して継続的に行うなら機材整備を検討する、という切り分けが現実的です。予算の立て方については放課後子ども教室でプログラミング講座の予算を確保する方法も参考になります。

外部に依頼する場合の選択肢のひとつ

SCCIP JAPANでは、施設向けの出張レッスン「コトコレクション」を行っています。講師が機材・教材を持参して訪問する形式で、継続クラス・単発イベントのどちらにも対応しています。費用は単発イベントで1.5〜2.5万円〜が目安です(内容・人数・地域により異なります)。レゴ®ブロックを活用した独自カリキュラムで、手を動かしながら組み立てと動かし方を考える構成です。チラシに外部講師の名称を載せるかどうかは、教育委員会や学校との調整方針に合わせて判断してください。

かんたん診断放課後子ども教室に合う講座の進め方は?30秒でチェック

まとめ|チラシは「書き漏れをなくす」ことから

放課後子ども教室の講座チラシは、デザインの美しさよりも先に「必要な情報が漏れなく書かれているか」が問われます。保護者が申込を判断するために見るのは、日時・対象学年・定員・持ち物・費用・申込締切・問い合わせ先といった基本事項であり、ここが欠けていると問い合わせ対応に時間が取られ、学校や教育委員会との調整にも支障が出ます。本記事で扱った3つの柱を、最後にもう一度整理しておきます。

振り返りの柱 最低限おさえる点
記載項目チェックリスト 日時・会場・対象学年・定員・参加費/保険料・持ち物・申込方法と締切・緊急連絡先・雨天時や中止の扱い
保護者同意と写真利用 撮影した写真の利用範囲(広報紙・ホームページ等)を具体的に書き、同意しない選択ができる旨と連絡先を明記する
学校経由の配布段取り 配布希望日の逆算、校長・担当教諭への事前相談、配布部数と学年の確定、印刷・仕分けの締切管理

チラシ作りで最初に時間を割くべきなのは、レイアウトの検討ではなく「申込に必要な情報の棚卸し」です。項目が揃ってから、読みやすさの調整に進みましょう。

開催後に次回のチラシへつなげる改善サイクル

チラシの精度は、一度作って終わりではなく、開催ごとに少しずつ上げていくものです。特に申込時や当日に寄せられた質問は、そのまま「チラシに書き漏れていた項目」を示しています。次のような手順で記録と反映を習慣にすると、回を重ねるほど問い合わせ対応の負担が減っていきます。

  • 申込受付時に出た質問を、その場で一行メモに残す(例:「兄弟同伴は可能か」「途中退出できるか」)
  • 当日の受付で起きた混乱(持ち物の不足、集合場所の勘違いなど)を担当者間で共有し、原因となった表現を特定する
  • 欠席・キャンセルの連絡方法に迷いがあった場合は、次回チラシに連絡先と期限を具体的に追記する
  • 年度末に過去のチラシを並べて見直し、毎回追記している項目を定型フォーマットに組み込む

この振り返りは、講座そのものの内容改善とも地続きです。年間を通したジャンルの偏りが気になる場合は、年間講座バランスの組み方とあわせて点検すると、次年度の企画が立てやすくなります。

プログラミング講座を企画したいが、機材と講師で止まっている方へ

「チラシの体裁は整えられるが、肝心のプログラミング講座を実施できる人と機材がない」という段階で止まってしまう放課後子ども教室・学童保育・放課後児童クラブ・放課後等デイサービス等の運営者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。株式会社SCCIP JAPANの出張レッスン「コトコレクション」は、レゴ®ブロックを使ったプログラミング・ロボティクスのレッスンを、講師が機材・教材を持参してお届けする形式です。継続クラスと単発イベントのいずれにも対応し、料金の目安は単発イベントで1回1.5〜2.5万円〜(継続クラスは1回1万円〜)、内容や人数・地域によって異なります。

チラシに載せる講座概要文の文案、対象学年の目安、当日の持ち物の書き方といった広報面のご相談にも対応できますので、企画の初期段階からお気軽にお問い合わせください。保護者の方で、お子さま自身の習い事としてレゴ®ブロックを使ったプログラミングを体験してみたい場合は、全国の教室で体験レッスンのご案内をしています。

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保育園・学童などの施設へのプログラミング出張レッスン「コトコレクション」

講師が機材・教材をすべて持参。施設側は日程調整と参加者募集だけでOKです。継続クラス・単発イベントのどちらにも対応し、学年混合や理解度の違いにも個別ワークシートで対応します。

まずはお気軽にご相談ください。内容・規模に合わせてご提案します。

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