株式会社 SCCIP JAPAN

保育園で課外教室を導入したい園長・運営者向けに、ニーズ把握から試行導入までの手順を5ステップで解説。外部事業者に確認すべき保険・講師数・機材・振替対応を表で整理し、プログラミング出張レッスンの活用例も紹介します。

保育園の課外教室 導入手順5ステップと事業者選定チェックリスト

保育園の課外教室は「①ニーズ把握→②事業者選定→③保護者説明→④場所・時間の調整→⑤試行導入」の5ステップで進めます。検討開始から本格実施まで3〜4か月の余裕を見ておくと安心とされています。

この記事でわかること

  • 園内実施型と外部通所型の違いと、それぞれの注意点
  • ジャンル別に必要なスペースの目安と導入目的の整理方法
  • 5ステップごとの所要期間の目安と園側担当者の作業内容
  • 事業者に確認したい保険・講師体制・人数上限・振替などの実務ポイント

「保護者から習い事の要望が増えてきた」「在園児の満足度を高めたいが、何から手をつければよいかわからない」——保育園で課外教室(園内で実施する習い事プログラム)の導入を検討し始めた園長・運営者の方から、こうした声をよくうかがいます。英語、体操、リトミック、そして近年問い合わせが増えているプログラミング。選択肢は広がる一方で、導入の進め方そのものに決まった型がないため、検討が止まってしまうケースも少なくありません。

本記事では、保育園が課外教室を導入する際の検討手順を「①ニーズ把握 → ②事業者選定 → ③保護者説明 → ④実施場所・時間の調整 → ⑤試行導入」の5ステップに整理してご紹介します。あわせて、外部事業者に必ず確認しておきたい保険・講師体制・持参機材・人数上限・雨天時や行事時の振替といった実務ポイントを表でまとめました。レゴ®ブロックを活用したプログラミング出張レッスンの事例も交えながら、現場で使える形で解説していきます。

保育園の課外教室とは?導入前に整理しておきたい基本

課外教室とは、通常保育の時間外(夕方や土曜など)に、保育料とは別枠の費用で希望者だけが参加する習い事プログラムを指します。園全体の保育カリキュラムとは切り離された「任意参加の取り組み」である点が最大の特徴です。全園児が対象の保育活動と混同されると、参加しない家庭への説明が難しくなるため、導入前にこの線引きを園内で共有しておくことが欠かせません。

園内実施型と外部通所型の違い

課外教室には、講師が園に来て園の部屋で実施する「園内実施型」と、降園後に保護者が別の教室へ連れて行く「外部通所型」があります。保育園の課外教室として一般的なのは前者で、送迎負担がないことから共働き家庭の支持を得やすい形です。

形態 メリット 注意点
園内実施型 送迎不要・在園児がそのまま参加できる/園の特色づくりになる 保育室の確保、保育士の動線調整、事故時の責任分担の取り決めが必要
外部通所型 園側の運営負担が小さい/設備が充実した環境で学べる 保護者の送迎が前提/参加できる家庭が限られる

よくあるジャンルと必要なスペース

ジャンルによって必要な広さや準備物が大きく変わります。自園の空きスペースから逆算して検討すると、現実的な選択肢が絞り込めます。

ジャンル 特徴 必要なスペースの目安
英語 歌・ゲーム中心で低年齢から参加しやすい 保育室1室(机なしでも可)
体操・運動 身体を動かす活動。маット等の用具が必要なことも ホール・遊戯室など広めの空間
リトミック 音楽とリズムに合わせて動く。ピアノや音響の有無を確認 ホールまたは広めの保育室
知育・ワーク 机上課題が中心。少人数で落ち着いて取り組む 机と椅子が並ぶ保育室1室
プログラミング・ロボティクス ブロックやタブレットを使い、試行錯誤しながら形にする 机のある保育室1室(電源があると安心)

「何のために導入するのか」を先に決める

事業者探しより先に整理したいのが導入目的です。目的が曖昧なまま複数社の資料を取り寄せると、料金だけで比較してしまい、園に合うかどうかの判断軸がぶれてしまいます。よくある目的は次の4つです。

  • 保護者の送迎負担の軽減:習い事に通わせたいが時間が取れない家庭のニーズに応える
  • 在園児の選択肢の拡大:園にいながら多様な体験に触れられるようにする
  • 園の特色づくり:入園説明会や見学時に伝えられる独自の魅力をつくる
  • 卒園後を見据えた学びの入り口:小学校就学後の学びや習い事につながる経験を用意する

目的が「送迎負担の軽減」なら実施曜日と終了時刻が最重要、「園の特色づくり」ならカリキュラムの独自性が最重要というように、優先順位は目的によって変わります。比較軸は目的から導くのが鉄則です。

通常保育との関係を整理しておく

保育所保育指針では、子どもの主体的な遊びや、環境を通して行う保育が重視されています。課外教室を導入する際も、通常保育の活動内容や子どもの生活リズムを圧迫しない設計が前提になります。実施時間が長引いて夕方の自由遊びや延長保育の運営に影響しないか、参加しない子どもが落ち着いて過ごせる場所を確保できるかを、事前に職員間で確認しておきましょう。

なお、似た仕組みとして幼稚園の預かり保育に習い事を導入する手順もありますが、保育園は在園時間が長く、保護者のお迎え時刻も分散します。他園の事例をそのまま持ち込まず、自園の在園時間帯に合わせて組み立てる視点が重要です。

保育園の課外教室、自園に合う始め方は?

3つの質問に答えるだけで、園に合った導入の進め方がわかります(約30秒)

質問 1 / 3

保護者ニーズの把握状況は?

当てはまる方を選んでください

質問 2 / 3

保育室や職員体制の余裕は?

当てはまる方を選んでください

質問 3 / 3

保護者への説明の段階は?

当てはまる方を選んでください

診断結果:まずは単発イベントで試す進め方がおすすめです

保護者ニーズや職員の動線に不確定な部分が残る段階では、単発イベントから始める進め方が無理がありません。行事や参観日に合わせて1回実施し、子どもの集中の様子、職員の準備・片付けの実時間、保護者の反応を記録すれば、継続クラス化を検討する材料がそろいます。費用は1.5〜2.5万円〜が目安です(内容・人数により異なります)。電源や机など当日の環境条件もあわせてご相談ください。

出張レッスン「コトコレクション」に相談する

診断結果:継続クラスで定着させる進め方がおすすめです

ニーズと実施枠の見通しが立っているなら、年間を通した継続クラスとして組み立てやすい段階です。曜日と部屋を固定したうえで、振替・最少催行人数・欠席時の扱いを契約前に書面化しておくと、担当者が替わっても運営を引き継ぎやすくなります。費用は1回1万円〜が目安です(内容・回数により異なります)。短期クールで試してから通年へ広げる設計もご相談いただけます。

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【手順①〜⑤】保育園が課外教室を導入するまでの進め方

保育園の課外教室は「よさそうな事業者を呼べば始められる」ものではなく、ニーズ把握から試行導入まで段階を踏むことで、開講後のトラブルや申込者不足を防ぎやすくなります。ここでは保育園の課外教室を導入する手順を5ステップに整理し、それぞれの所要期間の目安と園側の担当者が行うことを一覧にしました。

【手順①〜⑤】保育園が課外教室を導入するまでの進め方のイメージ

導入までの全体スケジュール

ステップ 所要期間の目安 園側の担当者が行うこと
①ニーズ把握 2〜4週間 保護者アンケートの設計・配布・集計、職員ヒアリング
②事業者選定 3〜6週間 情報収集、条件提示、見積もり比較、デモレッスン依頼
③保護者説明 2〜4週間 説明会開催、書面配布、申込書・同意書の整備、徴収方法の決定
④場所・時間の調整 1〜2週間 室の使用調整、延長保育との動線確認、職員配置の決定
⑤試行導入 1日〜3か月 単発イベント/短期クールの実施、振り返りと継続判断

検討開始から本格実施までは、最低でも3〜4か月の余裕を見ておくと安心です。年度途中の開講よりも、進級・入園のタイミングに合わせた方が保護者も検討しやすくなります。

①園内・保護者のニーズ把握

最初に行うのは「本当に希望があるか」の確認です。感覚ではなく、アンケートで数字として押さえます。

  • 希望するジャンル(英語・体操・音楽・プログラミングなど複数選択)
  • 希望曜日と時間帯(保育後すぐか、延長保育の時間帯か)
  • 想定月謝の許容幅(◯円未満/◯〜◯円など幅で選ばせる)
  • お迎え時間との兼ね合い(終了後の預かり希望の有無)
  • 対象にしたい年齢(年少からか、年中・年長からか)

あわせて職員へのヒアリングも必須です。準備・片付けの負担、通常保育への影響、参加しない子どもの過ごし方など、現場でなければ分からない懸念を先に洗い出しておきます。調査設計の具体例は保護者ニーズ調査の設計と活かし方も参考になります。

②事業者選定

複数社に問い合わせ、同じ条件で比較します。問い合わせ時には、以下の園側の条件を先に伝えると見積もりの精度が上がります。

  1. 対象年齢と想定人数、クラス数
  2. 実施場所の広さ・設備(遊戯室か保育室か、電源・机の有無)
  3. 希望する曜日・時間帯・年間回数
  4. 料金の徴収主体(園が集金するか、事業者が直接徴収するか)
  5. 職員の立ち会い可否と人数

見積もりは総額だけでなく、教材費・交通費・教具の持ち込み有無・最少催行人数・中止時の扱いまで含めて比べます。可能であれば、契約前にデモレッスンを依頼し、子どもへの声かけや安全配慮を実際に確認しましょう。

③保護者説明と申込の整備

説明会と書面の両方で伝えるのが基本です。欠席した家庭にも同じ情報が届くよう、資料は全世帯に配布します。

  • 目的・内容・対象年齢・定員・年間スケジュール
  • 月謝(目安であること、改定の可能性も明記)と教材費の有無
  • 支払方法(口座振替・現金・事業者への直接支払い)と返金規定
  • 途中退会・欠席時の扱い、写真撮影や個人情報の同意
  • 参加しない子どもの保育体制(不公平感への配慮)

④実施場所・時間の調整

開講時間が延長保育と重なる場合、動線が交錯しやすくなります。保育室を使うなら片付け時間を含めた占有時間を確定し、職員がどこまで関与するか(出欠確認のみ/全時間立ち会い)を文書化しておくと、現場の負担が読めるようになります。

⑤試行導入で検証する

いきなり年間契約を結ばず、単発イベントや1〜3か月の短期クールから始める方法が現実的です。振り返りの指標は次のように決めておきます。

観点 見るポイント
子どもの様子 最後まで集中できたか、次回を楽しみにしているか
保護者の反応 申込率、継続希望率、アンケートの自由記述
職員の負担 準備・片付けの実時間、通常保育への影響
運営面 講師の対応、連絡の速さ、欠席対応の柔軟さ

この5ステップを踏めば、導入後に「思ったより申込が集まらない」「職員の負担が想定外に大きい」といったズレを小さくできます。まずは小さく試し、結果を見てから本格導入へ進める流れが、園にとっても保護者にとっても無理のない進め方です。

外部事業者に必ず確認すべきチェックポイント一覧

課外教室の運営を外部事業者に委託する場合、トラブルの大半は「聞いていなかった」「そのつもりではなかった」という認識のズレから起こります。契約前の打ち合わせで、以下の5項目は必ず確認し、口頭ではなく書面で残しておきましょう。園側の担当者が替わっても引き継げる状態にしておくことが大切です。

最低限押さえたい5つの確認項目

確認項目 なぜ確認するか/質問例
保険 活動中のけが・物損に備えるため。事業者が賠償責任保険に加入しているか、補償範囲(対人・対物・教材破損)はどこまでか、園の保険とどちらが一次対応かを確認。質問例「レッスン中の事故は御社の保険で対応いただけますか。保険証券の写しをいただけますか」
講師の数 安全確保と目配りの質に直結するため。1クラス何名の講師が入るか、サブ講師の有無、講師が体調不良の場合の代替講師の手配可否を確認。質問例「当日講師が欠勤された場合、代替講師の派遣か振替かどちらになりますか」
持参機材 園が何を用意するかを明確にするため。教材・PCやタブレット・延長コード・マット等の分担、園内保管の要否、搬入出にかかる時間と駐車場の必要性を確認。質問例「レッスン前後で何分の設営・撤収時間が必要ですか」
人数上限 募集設計と採算に関わるため。1クラスの定員、最少催行人数、年齢混在(年中・年長の合同など)が可能かを確認。質問例「申込が最少催行人数に届かない場合はどうなりますか」
雨天・行事時の振替 年間スケジュールの調整のため。運動会・発表会の練習期間、感染症による休園、台風等の臨時休園時の扱い、年間の振替上限回数と費用精算の方法を確認。質問例「園都合の中止と事業者都合の中止で精算方法は変わりますか」

あわせて確認しておきたい運営・契約面の項目

安全や品質を長期的に担保するには、次の点も事前に書面で取り決めておくと安心です。

  • 講師の身元確認と研修体制…採用時の確認手順、子どもへの関わり方に関する研修の有無、担当講師が固定か交替制か。
  • 個人情報と写真の取り扱い…名簿の受け渡し方法と保管期間、レッスン中の写真・動画をSNSやパンフレットに使用する場合の許諾範囲(保護者同意書の様式を園と事業者のどちらが用意するか)。
  • 契約書と解約条件…契約期間、更新の方法、中途解約の申し出期限(例:○か月前までの書面通知)、違約金の有無。
  • 料金改定の取り決め…改定時の事前通知期間、保護者への説明主体(園か事業者か)、既存受講者への経過措置。
  • 緊急時の連絡体制…けが発生時の初期対応、保護者への連絡は誰が行うか、報告書の提出期限。

確認した内容は、必ず契約書または覚書として書面に残してください。口頭合意は担当者の異動や講師の交替で失われます。特に「振替の回数と費用」「中止時の精算」「写真の使用範囲」の3点は、後から争点になりやすい項目です。

なお、プログラミングのように機材を伴う内容は、電源の数やコンセントの位置、机の高さといった環境面の条件も事前確認が欠かせません。事業者によっては下見を実施してくれる場合もあるため、契約前に一度園内を見てもらうと、当日の段取りが格段にスムーズになります。保育園のプログラミングを外部講師に依頼する際の流れもあわせて確認しておくと、見積もりの比較がしやすくなります。

かんたん診断保育園の課外教室、自園に合う始め方は?30秒でチェック

保護者への説明と募集を成功させるコツ

課外教室は、プログラムの質が高くても保護者への伝え方を誤ると申込みが伸びず、逆に説明不足のまま始めると「聞いていない」という不信につながります。園として伝えるべき情報を事前に整理し、同じ内容を書面・口頭の双方で届けることが、導入の成否を分けます。

保護者への説明と募集を成功させるコツのイメージ

案内文に必ず盛り込む項目

  • 目的:なぜこの課外教室を園として採り入れるのか
  • 内容と対象年齢:どんな活動を、何歳児クラスの子が行うのか
  • 曜日・時間・回数:通常保育の後か、降園前か
  • 定員と応募多数時の扱い:抽選か先着かを事前に明記
  • 料金と支払い方法:園が集金するのか、事業者へ直接払いか
  • 欠席・振替・途中退会の扱い:返金の有無も含めて
  • 見学・体験の機会:申込み前に様子を確認できるか
  • 通常保育との区別:参加の有無が保育内容に影響しないこと

料金は地域や事業者によって幅があります。園の案内文では確定額を示しつつ、比較検討の参考として「一般的な教室の月謝はあくまで目安であり、地域や事業者により異なります」と添えると、誇張のない説明として信頼を得やすくなります。

公平性への配慮を言葉にする

保護者が最も気にするのは「参加しない子が取り残されないか」という点です。運用面での配慮を具体的に示しましょう。

懸念されやすい点 園としての配慮例
参加しない子の疎外感 同時間帯は別室で通常の自由遊びを確保し、保育者を配置する
保育室の使い分け 課外は専用の部屋・時間帯で行い、通常保育と明確に区切る
参加者の特別扱い 作品の掲示や発表は園全体の活動と同じ扱いにする
費用負担への抵抗 任意参加であること、不参加でも不利益がないことを明記

説明会・体験会の設計

紙の案内だけで判断してもらうより、短時間でも実際の様子を見せたほうが納得感は高まります。

  1. 保護者会や参観日に合わせ、15〜20分程度の説明枠を設ける
  2. 事業者の講師に同席してもらい、使用教材を実物で見せる
  3. 子ども向けの体験会を1回実施し、保護者は後方から見学
  4. 質疑の時間を取り、出た質問はQ&Aとして後日配布
  5. その場で決めさせず、申込み期限まで1週間以上あける

体験会は「申込みを促す場」ではなく「合わないと判断してもらう場」でもあります。無理に勧めない姿勢が、結果的に継続率と園への信頼を高めます。

申込〜初回までの事務フロー

  • 申込書に、緊急連絡先・アレルギー・写真掲載の可否欄を設ける
  • 定員超過時の抽選日と結果通知方法を事前に告知する
  • 集金方法(園徴収/口座振替/事業者直接)を一本化する
  • 名簿を事業者と共有する際の個人情報の取扱いを書面で確認する
  • 初回の2週間前までに、持ち物・服装・送迎時間を再通知する

教育効果の伝え方は控えめに

案内文で最も注意したいのが効果の表現です。「必ず伸びる」「小学校で差がつく」といった表現は避け、「創造性やコミュニケーション力が育まれるとされています」のように、根拠の幅を残した書き方にとどめます。過度な期待を煽ると、半年後に「思ったほどではなかった」という不満が園に返ってきます。プログラミングの効果が実感できる時期の目安を踏まえ、短期で成果を求めるものではないと先に伝えておくほうが、保護者との関係は長く安定します。

プログラミング課外教室という選択肢と「コトコレクション」の活用

課外教室のジャンル選定で、近年問い合わせが増えているのがプログラミング分野です。背景には、文部科学省の小学校学習指導要領で2020年度からプログラミング教育が必修化され、小学校入学後に「触れる機会がある学び」として保護者の関心が高まっていることがあります。ただし必修化といっても小学校では「プログラミング」という教科が新設されたわけではなく、各教科の中で論理的に考える力(プログラミング的思考)を育てる位置づけです。この点を正しく理解しておくと、保護者説明の場でも落ち着いた案内ができます。

未就学期は「考える楽しさの入り口」と位置づける

年少〜年長の時期は、キーボード操作やコードの習得を目指す段階ではありません。「どうしたら動くかな」と試し、うまくいかなければ直す——その繰り返しを楽しめること自体が、就学後の学びの土台になると考えられています。園として導入する際も、「小学校の先取り」ではなく「遊びの中で順序立てて考える経験を増やす」という説明のほうが、保護者にも職員にも納得されやすい説明になります。より詳しい判断基準は幼児のプログラミングの始め方も参考になります。

レゴ®ブロックを活用したカリキュラムの特徴

未就学期に扱いやすい教材のひとつが、レゴ®ブロックを使った手を動かす学びです。画面に向かう時間が長くなりにくく、園の活動との相性もよい点が特徴です。

  • 手を動かす遊びから始められる:ブロック遊びの延長で入れるため、初めての子でも取り組みやすい
  • 正解が一つでない課題:同じテーマでも作り方は子どもによって違い、工夫する余地が残る
  • 友だちと相談しながら進める:つくったものを見せ合い、説明する場面が自然に生まれる
  • 片づけ・やり直しがしやすい:失敗しても組み直せるため、試行錯誤を繰り返しやすい

SCCIP JAPANのカリキュラムは、レゴ社公式のプログラムではなく、レゴ®ブロックを教材として活用した当社独自のカリキュラムです。保護者案内の文面を作る際は、この点を誤解なく記載してください。

施設向け出張レッスン「コトコレクション」

保育園・幼稚園をはじめ、放課後等デイサービスや学童保育などの施設向けに提供しているのが、出張レッスン「コトコレクション」です。講師が機材・教材を持参するため、園側でパソコンやブロックを買いそろえる設備投資が不要で、活動室や遊戯室などの既存スペースで実施できます。継続クラスと単発イベントの両方に対応しており、園の状況に合わせて形態を選べます。

導入形態 向いているケース 準備の目安
継続クラス 課外教室として定着させたい/年長の就学前活動に位置づけたい/毎月の保護者ニーズが見込める 曜日・時間の固定枠確保、保護者への募集案内、名簿と月謝徴収の仕組み
単発イベント まず反応を見たい/行事や保育参観に組み込みたい/継続の前にニーズを確認したい 会場と日程の調整、当日の人数把握、案内配布のみで実施しやすい

料金の目安は、継続クラスが1回1万円〜、単発イベントが1.5〜2.5万円〜です(内容・人数・地域により異なります)。まずは単発イベントで子どもたちの様子と保護者の反応を確かめ、手応えがあれば継続クラスへ移行する流れが、園にとってリスクの小さい進め方です。

検討時に園側で決めておきたいこと

  1. 対象年齢(年中からか、年長のみか)と1回あたりの定員
  2. 実施場所(活動室・遊戯室など)と、準備・片づけに使える時間
  3. 当日の園側の立ち会い体制(担任が入るか、フリー職員が対応するか)
  4. 継続クラスにする場合の徴収方法と、欠席時の扱い
  5. 保護者案内に記載する内容(ねらい・教材・料金・写真撮影の可否)

この5点が決まっていれば、事業者との初回打ち合わせがスムーズに進み、見積もりの精度も上がります。迷う項目があれば、相談の段階で率直に伝えて一緒に設計してもらうとよいでしょう。

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まとめ:小さく試して、園に合う課外教室を見つける

保育園の課外教室は、一度始めると保護者との約束が生まれ、簡単にはやめられません。だからこそ「大きく始めない」ことが成功の近道です。ここまでの流れを、最後にもう一度整理しておきます。

導入までの5ステップ再確認

  1. ニーズ把握:在園児の学年構成、共働き率、保護者アンケートで希望ジャンルと希望曜日・時間帯を確認する
  2. 事業者選定:複数社から資料と見積もりを取り、保険・講師体制・教材持参の有無を比較する
  3. 保護者説明:目的・費用・申込方法・キャンセル規定を文書で明示し、質問窓口を園に一本化する
  4. 場所・時間の調整:保育室の転用可否、通常保育との動線分離、職員の立ち会い有無を決める
  5. 試行導入:単発イベントや3〜6回の短期クールから始め、振り返りのうえ継続を判断する

スモールスタートと一括導入の違い

項目 スモールスタート(単発・短期) いきなり通年契約
保護者の反応 参加しやすく、実際の満足度を測れる 申込が読めず定員割れの恐れ
職員の負担 運用を確かめながら調整できる 想定外の業務が年間続く
見直し クール終了時に中止・変更しやすい 年度途中の変更が難しい

見落としやすい3つの確認事項

契約直前に抜けがちなのが、次の3点です。口頭ではなく書面で確認してください。

  • 保険:事業者側の賠償責任保険の加入有無と補償範囲、園の保険との役割分担
  • 振替:子どもの欠席時、講師の都合による休講時、園行事や感染症による臨時休園時の扱いと返金規定
  • 人数上限:1クラスの定員と講師1人あたりの受け持ち人数、最低催行人数を下回った場合の対応

「保険・振替・人数上限」の3点が書面で合意できていれば、課外教室のトラブルの多くは未然に防げます。契約書または覚書に必ず明記しましょう。

プログラミング課外教室を検討するなら

ジャンル選びで迷う場合、机と椅子があれば実施でき、講師が機材・教材を持参するプログラミングは導入のハードルが比較的低い選択肢です。園に専用設備や職員のIT知識を求められない点も、保育園のプログラミング外部講師の依頼が選ばれる理由のひとつです。

レゴ®ブロックを使った出張レッスン「コトコレクション」では、保育園・幼稚園のほか、放課後等デイサービス・児童発達支援・学童保育・放課後児童クラブ・放課後子ども教室など、さまざまな施設にうかがっています。料金の目安は継続クラスが1回1万円〜、単発イベントが1.5〜2.5万円〜で、まずは単発イベントで様子を見てから継続クラスへ移行する進め方にも対応しています。日程・人数・会場条件をお伝えいただければ、お見積もりとカリキュラム案をご提案しますので、お気軽にご相談ください。なお保護者の方は、全国13教室で体験レッスンを受け付けていますので、お近くの教室をご覧ください。

FOR FACILITIES
保育園・学童などの施設へのプログラミング出張レッスン「コトコレクション」

講師が機材・教材をすべて持参。施設側は日程調整と参加者募集だけでOKです。継続クラス・単発イベントのどちらにも対応し、学年混合や理解度の違いにも個別ワークシートで対応します。

まずはお気軽にご相談ください。内容・規模に合わせてご提案します。

コトコレクション(施設向けプログラミング出張レッスン)



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